PKOのクルマはなぜ白い? 国連平和維持活動の部隊車両 紛争地域でよく目立つ色のワケ

紛争地帯をゆくPKOの車両は全て白色に塗装されていますが、そうした場所で目立つのは危険なのではないでしょうか。なぜ白なのか国連広報センターなどに聞いたところ、むしろ目立たせているのかも、とか。どういうことでしょうか。

国連広報センターに話を聞いてみたけれど…

 ちゃんとした理由を聞くために、国連広報センターに確認してみると、担当者からは「実は広報センターには、車両の白色塗装がいつから始まったのか、その理由を明記した資料がありません」という回答でした。

 ただ、「敵意はないということの表明のために、あえて目立つ白色塗装で、UN(国際連合の略称)と大書表記する形が、昔から通例になっています」とも。紛争地帯では目立つ色の方が安全なのだそうです。逆に迷彩などをほどこした車両だと、紛争地帯の勢力にターゲットと誤認されるケースもあるとのこと。

 担当者には「アメリカの国際連合本部には資料が存在しているかも」という話も聞きました。しかし、第1回の派遣(当時は国際連合休戦監視機構)が1948(昭和23)年5月の第一次中東戦争停戦後ということで、70年以上経過しており、仮に資料があったとしても明確に説明できる人がいる可能性は低そうです。

【画像】日本も派遣中 国連PKOの展開状況 2019年9月30日現在

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