小田急が御殿場のアウトレットに造ったホテル「HOTEL CLAD」温浴「木の花の湯」に行く

「箱」の中にこもって休める「木の花の湯」の「休憩房」

 温浴施設「木の花の湯」は、休憩場所の充実も特徴的です。350平米の「休憩房」には畳スペースなどのほか、箱のような空間にこもって横になれるエリアも存在。開放的な空間で富士山を眺めながら、また人目を気にすることなくリラックスできる空間になっていました。マンガ本(2500冊)や雑誌なども用意されています。

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温浴施設「木の花の湯」の「休憩房」(2019年12月、恵 知仁撮影)。

 このほか「木の花の湯」では、あか擦りやボディケアのサービスも行われているほか、生ビールやクラフトビール、おつまみ、「三島コロッケ」といった地元静岡のB級グルメを楽しめる売店、地場の食材を味わえるレストランも備えられています。

「木の花の湯」は2019年度、日帰り入浴のみで10万8000人の利用を見込んでいるとのこと。担当者は、アウトレットでの買い物のあと身体を癒やしに、また家族がアウトレットで買い物中の待ち時間などにぜひ使ってもらえれば、と話していました。

【了】

小田急「HOTEL CLAD」「木の花の湯」を写真でチェック!

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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