スタッドレスタイヤ何年使える? 3~4年多いが経年数だけでは難しい判断 交換目安は

スタッドレスタイヤは何年使えるのでしょうか。なかには、あまりすり減っていないけれど、製造年が古いタイヤを使っている、という人もいるかもしれません。経年の影響はどう考えるべきなのか、メーカーに聞きました。

ゴムである限り経年の影響はある

 しかしながら、ゴム製品である限り経年の影響は避けられず、住友ゴム工業は「5年も10年も同じ性能を維持できるかといえば微妙です」といいます。トーヨータイヤは、夏用、冬用に関わらず「使用開始後5年を経過したタイヤは、継続使用に適しているかどうか販売店で点検してもらうこと」を推奨しているそうです。

 というのも、十分な溝があるか、外傷はないかなど、目視で点検できる項目はあるものの、ゴムのやわらかさなどはタイヤごとに異なり、経年の影響を素人が判断するのは困難だといいます。また、トーヨータイヤはひとつの目安として、「製造後10年を経過したタイヤは、新しいタイヤへの交換を検討すること」も推奨しています。

 なおゴムの品質ではなく、すり減り具合、すなわち目視で判断できる交換の目安は、スタッドレスタイヤの場合「溝の深さが50%まで減ったとき」です。スタッドレスタイヤの溝には、夏タイヤにもある「スリップサイン」と呼ばれる突起のほか、「プラットホーム」と呼ばれる別の突起があります。プラットホームは溝の深さが新品時の50%になったときに、スリップサインは、法律で定められているタイヤの使用限度である残溝1.6mmに達したときに現れるものです。

 各社ともスタッドレスタイヤの場合は、プラットホームが現れると性能を発揮できなくなるため、使用を控えてほしいとしています。

 ちなみに、一般的にスタッドレスタイヤは夏タイヤより寿命が短いとも言われますが、住友ゴム工業によると、ゴムの性質はタイヤごとに異なるうえ、夏タイヤより溝が深い製品もあるため、一概にそうとは言い切れないそうです。

【了】

【写真】スタッドレスタイヤの交換サイン「プラットホーム」とは

【タイヤ特集】交換時期からメンテナンス方法までクルマのタイヤを徹底解説 購入・交換時に役立つタイヤチェーンやパンク対策情報も

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