強化型「日本仕様ジャンボ」も飛んでいた 「日本と関わりが深い旅客機」3選

世界でフライト頻度が多い路線トップ10に4路線がランクインするという日本は、海外では長距離の国際線などに就航するような仕様機が国内線で使われるなど、旅客機の使い方も少し違います。そうした事情と関わりが深い飛行機を3つまとめました。

ハイテクな日本仕様「ジャンボ」も 日本に深いかかわりの新鋭機も

 日本国内仕様の「ジャンボ」はこれだけではありません。

日本市場用「ハイテクジャンボ」ボーイング747-400D

 ボーイング747-400Dは、1991(平成3)年に初飛行。747SR型機の後継として「ハイテクジャンボ」ことボーイング747-400型機をベースに開発されたもので、同様にJALがローンチカスタマーとなっています。末尾の「D」は「Domestic(国内)」を意味しています。

 標準型の747-400型機は、主翼先端が跳ね上がっている「ウイングレット」が大きな特徴ですが、747-400「D」型機はそれがありません。国内線では「ウイングレット」の設置理由である、燃費向上の効果が低いという理由だそうです。このほか、747SR型機と同様、車輪などの降着装置や機体構造が強化されています。

1号機はセントレアにある、ボーイング787-8

Large 20191223 01
JALで導入された国内線仕様のボーイング787-8(2019年10月、乗りものニュース編集部撮影)。

 日本の航空会社がローンチカスタマーとなった飛行機はほかにも、ボーイング767-300型機(JAL)などがあるものの、特に日本と関わりが深いのは、ボーイング787-8型機です。ANAがローンチカスタマーとなり、2004(平成16)年に開発がスタート。現在は派生型の787-9などもあり、ANA、JALともに主力の飛行機です。

 胴体に新素材を採用し、燃費効率などの経済性を重視した飛行機ですが、パーツの多くが日本で造られている準日本製の飛行機であることもポイント。なかでも中部地方のパーツ生産比率が多いことから、初号機は中部国際空港セントレアに併設されたテーマパーク「フライト オブ ドリームズ」に寄贈されています。

ちなみに、中部空港には造られた787シリーズのパーツをアメリカへ運搬するため、「ジャンボ」を改造した世界でも4機しかない特別輸送機「ドリームリフター(ボーイング747-400LCF)」も飛来します。

【了】

【写真特集】懐かしい! ANA モヒカン塗装の「スーパージャンボ」

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  3. 「知らなかった!」SNSで話題に 高速道路の“2つ並んだ赤い三角コーン”、実は超重要な「ある合図」だった! NEXCO公式が投稿
  4. ロシアのミサイル部品工場が「大炎上」 ウクライナ軍の航空機から発射した巡航ミサイルが「直撃」か
  5. 史上最大の軍艦より135mもデカい!? 旧海軍「大和」を凌ぐ『エースコンバット8』の新ボス「陸上戦艦」の衝撃スペックとは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号