阪神電車結婚式 愛誓う新郎「阪神電車のように風通し居心地よい安泰結婚生活目指す」

阪神なんば線開業10周年記念企画のフィナーレイベントとして「阪神電車ウェディング Produced by 小さな結婚式」が実施されました。貸切列車は甲子園駅から大阪梅田駅まで運転。装飾された車内で結婚式が執り行われました。

列車先頭に似顔絵の記念副標を掲出

 阪神電鉄の列車で2019年12月14日(土)、結婚式が行われました。

 式を挙げたのは大阪府八尾市在住の上田和季さんと、大阪市在住の木下未来さんです。甲子園駅(兵庫県西宮市)のホームで、阪神なんば線開業10周年記念ラッピング列車を背に記念撮影をしたあと、走る車内で結婚式を挙行。緑やカーペット、新郎新婦の写真などで飾り付けがされた車内で、車掌役の阪神電鉄社員2人による司会のもと式が進められました。列車の先頭には、新郎新婦の似顔絵を描いたオリジナルの記念副標が掲出されました。

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車内での結婚式の様子(画像:阪神電鉄)。

 大阪梅田駅に到着すると、同駅の駅長が新郎新婦に改札業務を任命。ふたりは駅長の制帽を被り、参列者の特別乗車券を確認する改札業務を通じてお礼を伝えました。

 この結婚式は、阪神なんば線開業10周年記念企画のフィナーレイベントとして、1組限定で貸切列車の車内で行う「阪神電車ウェディング Produced by 小さな結婚式」をプレゼントするというものです。36組が応募し、上田和季さんと木下未来さんのカップルが選ばれました。

 結婚式後、新郎の上田さんは「当選した時はとても驚きました。阪神電車は高架が多いので景色が良く、乗り心地が良くて本数も多くて便利です。普段使っている車両を好きなように飾らせてもらって、さらにお出迎えやお見送りまでしていただき、想像以上に祝福していただいてうれしいです。乗り心地もよくて安全な阪神電車のように、風通しが良く居心地の良い、安泰な結婚生活を目指していきます」とコメントしています。

 結婚式のあと開かれた披露宴では、阪神電車オリジナルのウェディングケーキがプレゼントされました。

【了】

【写真】甲子園から大阪梅田へ 結婚式の様子

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