「品川 営 23456」ダンプカー荷台の文字 その意味は? ダンプカーらしい書かれた理由
ダンプカー荷台の表示 なぜ義務なのか?
なぜこのような表示がなされるかというと、土砂運搬車などはナンバープレートが汚れて見えづらくなることが多いためです。ダンプ規制法が制定された1967(昭和42)年当時、ダンプカーによる事故が多発していたことから、使用者を判別しやすくし、無謀な運転を抑制するという目的がありました。
しかし事業者の負担や、事故件数が減っていることを理由に、トラック協会などから関係当局へ規制緩和の要望も寄せられています。
なお、いわゆる「ご当地ナンバー」の地名は「奄美」を除き、ダンプカーの荷台に表示される地名の対象外になっており、たとえばナンバープレートの地名が「杉並」であったとしても、管轄する練馬自動車検査登録事務所の「練馬」が表示されます。また「とちぎ」および「三河」ナンバーはご当地ナンバーではありませんが、ダンプカーの荷台には、それぞれ佐野自動車検査登録事務所(栃木県佐野市)の「佐野」、西三河自動車検査登録事務所(愛知県豊田市)の「西三」が表示されます。
【了】
自家用ナンバーの場合は土砂運搬など相手事業者との契約書などの調印やら運搬事業の営業ナンバーと照合すると、旅客事業認可に例えたら白タクを認めてるようなもんで矛盾してんだよねw
因みに他は貸し渡しのレンタカーダンプカーも含まれますが、ダンプゼッケンの必要な大型ダンプカーがレンタカーとして認可されたのは最近です。
これ、導入された本当の意味を途中までしか書いていませんね。
確かに昭和42年頃のダンプカーの稼働は道路整備の一翼として活用させていましたが、荒い運転や過労で事故も多発したのは事実です。
その事故の中でも一番悲惨な事故が、愛知県の飯田街道で起きたのです。
被害者はなんと幼稚園児と引率の先生、合わせて7名が居眠りダンプカーにはねられたのでした。
この事故の発生で幼い生命を奪う凶器と化したダンプカーに対して、本文にあるように使用者確認のために制定されたものだったのです。
その事故で犠牲となった幼稚園には、先生と遊ぶ園児の姿のモニュメントがあります。
このご時世、規制緩和の一つに掲げられることはあるでしょうが、制定された経緯を知ることも大事ではないでしょうか。
だから『安全運転にかかる法律』というわけです。