JALとANA 武漢線以外の中国発着路線も一部運休・減便 新型肺炎拡大で日系LCCに続き
JALの中国運航便では機材の小型化もするそうです。
JAL(日本航空)とANA(全日空)が2020年2月4日(火)、一部の中国発着路線の運航便について一時運休、減便すると発表しました。2社ともに、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要減退によるものとしています。
ANAでは、日本発が2月10日(月)から3月28日(土)まで、中国発が2月11日(火)から3月29日(日)までにかけ、成田~武漢線、成田~北京線を運休し、羽田~北京線を1日2往復から1往復へ減便します。成田~武漢線については、2月いっぱい(NH938便は3月1日まで)の運休がすでに発表されていましたが、期間が延長されました。
JALの中国発着路線の運航便数は週98便から週43便となります。対象期間は2月17日(月)から3月28日(土)までです。運休される路線は成田~北京線、成田~浦東線、中部~浦東線などです。運航を継続する便でも、減便や飛行機を小型のものに変更するとしています。
2社ともに公式ウェブサイトでの告知ほか、運休対象便の搭乗予定者へメールなどで連絡を行う計画とのこと。
日本の航空会社ではこのほか、LCC(格安航空会社)のジェットスター・ジャパンや春秋航空日本が、中国発着路線の縮小を発表しています。
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