「JAL特別塗装機」3選 大胆デザイン「鶴丸なしジャンボ」も飛んだ
JALでもっとも長い歴史をもつ特別塗装機とは
JALのなかでも、最も長い歴史をもつ特別塗装機は、先述の「リゾッチャ」就航から間もない1994(平成6)年8月に就航した、ディズニーキャラクターとのコラボレーション塗装「JALドリームエクスプレス」でしょう。
初代「JALドリームエクスプレス」は、「クラシックジャンボ」ことボーイング747型機とボーイング767-300型機の2機体制で運航を始めました。機体全体が雲を見立てた白と水色のベースカラーとなっており、そのうえに「ミッキーマウス」などのキャラクターが描かれています。トレードマークの「鶴丸」はなく、JALのロゴは垂直尾翼下部に控えめに見える程度です。
そののち「JALドリームエクスプレス」は、不定期でシリーズ化します。
特に2代目にあたる「JALドリームエクスプレス21」では、6機の「ハイテクジャンボ」ことボーイング747-400型機(国内線向けの-400D型も含む)が、ディズニーキャラクターの描かれた特別塗装となりました。これはJAL創立50周年と、テーマパーク「東京ディズニーシー」開園、ならびにディズニーキャラクターの生みの親であるウォルト・ディズニーの生誕100周年を記念したものといいます。
なお2020年現在は、ボーイング767-300型機の特別塗装機「ドリームエクスプレス90」が運航されており、同年3月までは路線に投入される見通しです。
4枚目のジンベイジェットの写真は-800ではなく-400じゃないでしょうか。