「JAL特別塗装機」3選 大胆デザイン「鶴丸なしジャンボ」も飛んだ
JALグループの塗装といえば白ベースにロゴが入った胴体と「鶴丸」などの白と赤の尾翼デザインが特徴ですが、特別塗装は必ずしもそうとはいえません。どのようなもので、どういった背景があるのでしょうか。3つ選びました。
JALグループの特別塗装機は南国沖縄からも
JALグループで、沖縄を拠点とする地域航空会社JTA(日本トランスオーシャン航空)で見られる特別塗装機が「ジンベエジェット」です。
沖縄美ら海水族館(沖縄県国頭郡)とのコラボレーション塗装で、同水族館の名物、巨大なジンベエザメをイメージしたこの「ジンベエジェット」は、2012(平成24)年12月に、当時の主力機ボーイング737-400型機でデビューします。2020年2月現在は、同型機の後継機種であるボーイング737-800型機で、同様の塗装が引き継がれ運航されています。
JTAによると発案者は同社の運航乗員(パイロット)で、水族館で見たジンベエザメがきっかけだそうです。青ベースの「ジンベエジェット」のほか、ピンクベースの「さくらジンベエ」が運航されています。
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こうした特別塗装機の多くは、機体外観のみならず、その機内でも、ヘッドレストのカバーやドリンクサービスで提供されるカップなどに、特別塗装にちなんだオリジナルデザインを見られることが多いです。
ちなみに「リゾッチャ」ではユニークな機内サービスとして「ビンゴ大会」が行われていたほか、「ジンベエジェット」では過去にVR(仮想現実)ゴーグルを使った同社オリジナルコンテンツの提供を行っていました。
【了】
4枚目のジンベイジェットの写真は-800ではなく-400じゃないでしょうか。