ひざ上8cm JALミニスカCA制服は「搭乗方法」も影響ありか? 当時の流行だけでなく
かつてのJAL制服のスカート事情とは 2020年には新制服
JALがミニスカ制服を採用した当時、飛行機の搭乗方法は、現在一般的に見られる搭乗橋(ボーディングブリッジ)を使ったものではなく、機体のドアまで備えつけられた階段(タラップ)やタラップ車を上る方法が大多数でした。ちなみに、日本で初めて搭乗橋が採用されたのは、ミニスカ制服登場の前年となる1969(昭和44)年で、福岡空港でのことです。
JALが設立された1951(昭和26)年、当時「エアガール」と呼ばれたCAの初代制服は、膝下15cmのロング丈スカートでした。しかしこの初代制服は、飛行機を乗り降りする際、階段にひっかかってしまうこともあり、機能性が高いとは言えなかったそうです。
そこで1954(昭和29)年に、JAL初の国際線就航を機に登場した2代目から、スカートの丈は少しずつ短くなります。1967(昭和42)年、JALが世界一周線を開設したことを機に、スカイブルーのデザインが特徴的な4代目制服が登場しました。このとき、膝が見える高さまでスカート丈があがり、そののちもっと短い、5代目のミニスカ制服が登場したのです。
この“攻めた”デザインのミニスカ制服は、2020年現在も高い人気があるものの、着用されていた期間は、ほかの代の制服と比べそう長くはありませんでした。
1977(昭和52)年、ボーダー柄のシャツを組み合わせた6代目制服が登場し、2代目と同じ程度までスカートの長さが戻っています。これはミニスカブームが終焉したほか、短すぎて一部CA側からも、機内サービスの際支障が出るという声が上がったことも理由であると、週刊ポスト(2017年3月17日号)は伝えています。
なおJALは2020年4月から、11代目となる新制服を採用します。新制服の大きな特徴として挙げられるのは、同社初となるパンツスタイルです。デザイン選定は一般から意見を募りつつ、実際に制服を着るJALグループスタッフのプロジェクトチームが中心となり進められたといいます。パンツスタイルも、実際のスタッフの意見を採用したものだそうです。
【了】
※一部修正しました(3月6日11時40分)。
コメント