ANA国際線 新型コロナの影響で新規開設予定の3路線を延期へ ほかにも運休 減便続く

羽田発着で増便予定だった路線も対象です。

72路線のうち58路線に影響

 ANA(全日空)が2020年3月17日(火)、国際線路線、便数計画を一部変更すると発表。新型コロナウイルスの影響に伴う需要減退で、2020年3月29日(日)から始まる2020年夏ダイヤの国際線で、新路線の開設延期のほか追加減便や運休を決定したとのことです。

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ANA国際線主力機材のひとつ、ボーイング777-300ER型機(2020年3月、乗りものニュース編集部撮影)。

 新規開設が延期されるANA国際線は、3路線。羽田~深セン(中国)線、羽田~サンノゼ(アメリカ)線が4月25日(土)まで、羽田~ミラノ(イタリア)線が5月16日(土)まで、延期および運休されます。

 ならびに、2020年夏ダイヤから増便が計画されていた、羽田~シドニー(オーストラリア)線や、羽田~ロサンゼルス(アメリカ)線についても4月25日(土)まで、増便が見合わせられます。

 ANA国際線では、ほかの路線でも運休、減便が続いており、3月17日発表時点の時点で、ANA国際線72路線(当初の2020年事業計画発表時)のうち58路線に影響を及ぼしているとのことです。

【了】

【表】ANA国際線の運休、減便の状況

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