飛行機の新型コロナ対策 エティハド航空が洗浄&消毒を公開 機内だけではない徹底ぶり
消毒範囲は機内全エリア…どころではありません。
洗剤、消毒液は99.99%のウイルス消毒効果あり
アラブ首長国連邦アブダビに本拠を構える航空会社、エティハド航空が2020年3月23日(月)、同社の公式Youtubeチャンネルで、新型コロナウイルス対策の機内洗浄の動画を投稿しました。
この動画では、防護服を着用した同社のスタッフが、洗剤と消毒剤両方を用いて清掃する様子を公開。通路の壁、座席、化粧室、ギャレー(キッチン)、乗務員の休憩室、コックピット、そして貨物室など機内のほぼ全エリアを清掃しています。加えて、同社の飛行機から降機した利用者が使ったバスの車内に至るまで、消毒作業が行われています。
エティハド航空によると、飛行機の清掃は、目的に到着するたびに行われているといいます。また、用いられる消毒剤や洗剤は、新型コロナを含むウイルス、バクテリア、最近などを99.99%除去する効果があるとのこと。そして使われる消毒剤「Bacoban」の効果は、最大で10日間持続するものとしています。
動画では、機内の空調システムについても紹介。同社の飛行機には、99.97%の空気清浄効果が期待できるHEPAフィルターが搭載されているほか、機内の空気も平均3分で外気と入れ替わっているとしています。
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