廃線区間を経由し稚内~函館間の机上旅行 1987年のJR時刻表で 名寄本線や標津線を回る

時刻表や地図、ガイドブックなどを傍らに行程をつくり、そこから空想で「行ったつもり」になる旅を「机上旅行」といいます。国鉄が分割民営化されJRとなった1987年の北海道を舞台に、廃線区間を経由して、稚内~函館間を机上旅行します。

1987年のJR時刻表で、稚内~函館間 廃線も通る旅

 つまり、ダイヤ上で問題なく乗り換えさえできればよく、加えて実際の旅のように「予想していたのと違った」といったしょっぱい思い出がこさえられることもありません。ある意味で、机上旅行は本当の旅よりもずっと自由です。

 また、机上旅行は必ずしも「いま」でなくても構いません。古い時刻表を持っているのなら、それを使って時代を超えてみるのもおもしろいでしょう。

 ちょうど私の手元には、国鉄からJRに移管されたばかりの1987(昭和62)年4月の時刻表(復刻版)があるので、これを使って旅に出てみようと思います。

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日本で最も北にある宗谷本線の稚内駅(2012年10月、恵 知仁撮影)。

 前述のとおり、机上旅行はダイヤ上問題なければ、あとは自由なわけですが、あえてルールを作ったほうが盛り上がります。そこで今回は、(1)鈍行列車で、(2)いまは存在しない路線を中心に利用して、(3)ひと筆書きで、(4)北海道の稚内駅から函館駅まで机上の旅してみることにしました。

「ここまでルールを課しておけば、あとは1本道だろう」と思い、まずは索引地図を開きます。稚内から音威子府(おといねっぷ)までは天北線(1989〈平成元〉年廃止)を選んだものの、南下した先の名寄で悩みます。深名線(1995〈平成7〉年廃止)で道央方面に向かうコースと、名寄本線(1989年廃止)で道東方面に向かうコースがあるためです。ここは後者を選びます。

 続いて悩ましいのが、北見から池北線(第三セクターに移管後2006〈平成18〉年廃止)に乗り南下するか、網走から釧路方面に向かう釧網本線で途中の標茶(しべちゃ)まで行き、そこから標津(しべつ)線(1989年廃止)に乗るかです。

【地図】1987年当時のJR北海道路線図

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コメント

1件のコメント

  1. あ、一筆書きルールのため深名線と名寄本線はどっちか一つしか乗れないのか。痛恨だな。

    羽幌線が健在ならよかったのになあ、

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