いすゞ路線バス改良 中型「エルガミオ」にAT車追加 新型コロナ対策商品も

全車型で平成27年度重量車燃費基準を達成しました。

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上が大型「エルガ」、下が中型「エルガミオ」(画像:いすゞ)。

 いすゞは2020年6月11日(木)、大型路線バス「エルガ」、中型路線バス「エルガミオ」を改良し、同日から全国発売しました。

 今回、アイドリングストップシステムの改良により燃費性能が向上し、新たに車両総重量14トン超のAT車で平成27年度燃費基準プラス10%、14トン以下AT車で同基準を達成、これにより、全車型で燃費基準を達成したといいます。

 また中型「エルガミオ」にはAT車が新たに設定されます。

 大型の「エルガ」で実績を積んだトランスミッションといい、中扉が開いている際、ギアが自動でニュートラルに切り替わる動力伝達カット機能を採用。乗降中に車両がクリープ現象で動き出す危険を防ぐといいます。また、トランスミッション本体やオイル、フィルターの状態を監視し、さまざまな警報や最適な交換時期をインジケータに表示する予後診断機能を搭載しているとのことです。

 合わせて、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた取り組みとして、運転席のビニールカーテンなど飛沫感染防止対策商品を新たに設定。運転席と座席のあいだに仕切りとして設置するため、バタつき防止マグネットなど工夫を加えているそうです。

【了】

【写真】乗用車とだいぶ違う? 「エルガミオ」のオートマトランスミッション

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コメント

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1件のコメント

  1. アリソンATはフルードカップリングや多圧板を用いないステップATで消防車など総重量10t級に対応した外国製ミッションなのだが初期のLR型には使われていたような気もするが?
    早い話が自社のスムーサー系AMTが発進停止を繰り返す路線バスでは故障が絶えないところが正直な話だろね
    三菱MPは全車これに踏み切ったけど確かに路線バスなどドア開閉中の動力遮断などはステップATのほうがレスポンスは良いかもね。
    本当は乗用車もステップATが一番なんだけどね。