JAL整備士の「つなぎ」 普通の「つなぎ」とどう違う? 各所に凝らされた工夫を聞いた

整備士のトレードマークといえば「カバーオール」、いわゆる「つなぎ」です。日々旅客機の整備にあたるJALの整備士の制服、一般的なものとはどのような点が違うのでしょうか。

ポケット類にも工夫 スポーツメーカー監修のJALのつなぎ

 五鬼上さんによると、整備士のなかで広く必携とされている工具、いわゆる「3種の神器」は「インスペクションミラー」「フラッシュライト」「ドライバー」といいます。こういった必携アイテムを常に持っていられるよう、制服であるつなぎにも工夫がされているとのことです。

「私たちの制服は、モノを落としにくいように作られており、ポケットが多いのが特徴です。また『どこに何を入れやすいか』といった角度まで計算されて作られています」(JALエンジニアリング 羽田航空機整備センター機体点検整備部 五鬼上泰樹さん)

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質問に答えるJALエンジニアリング羽田航空機整備センター機体点検整備部 五鬼上泰樹さん。手元には「3種の神器」が(2020年6月、乗りものニュース編集部撮影)。

 このほか、夏の暑さのなか、冷房が完備されていない格納庫で作業できるよう熱を逃す工夫や、着用時にはストレッチ性を持たせながらも、洗濯時に伸び縮みしづらくするといった工夫が凝らされているそうです。

 なおJALグループでは、2020年4月からグループ全体の制服を刷新しています。整備士のつなぎは、スポーツ用品メーカーであるデサントジャパンによりデザインされたもので、グレーを基調に、袖に濃紺のライン、管理職には赤のラインがあしらわれているほか、スポーツウェアでつちかわれた機能性を生かしたものとのことです。

【了】

【写真】整備士だけじゃない JALのCA 地上係員も制服刷新

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