日本の「標高の高い空港」トップ5はどこ? 離陸の難易度にも深い関係あり

平野部や海岸近くにあることが多い日本の空港のなかで、もっとも標高が高いのは標高657mの松本空港です。それ以降に続くのはどこの空港なのか、トップ5を挙げました。またこの標高、離陸の効率に影響を及ぼすこともあるようです。

4位以降にも大きな空港がランクイン 高地にある影響は?

 標高の高さで広島空港に続く4位は、これまた運航規模が比較的大きな鹿児島空港で、標高271mです。東に霧島連峰、南に桜島が眺望できる十三塚原の台地にあり、JAL(日本航空)グループの地域航空会社、JAC(日本エアコミューター)の拠点で、九州圏内では福岡空港に次ぐ利用者数があります。

 5位は岡山空港で、その標高は246mです。正式名称は「岡山桃太郎空港」で、羽田、新千歳、那覇を結ぶ国内線だけでなく、アジア方面への国際線も就航しています。空港のターミナルビルに特徴があり、同県で「白壁の町」として名高い倉敷市にちなみ、白壁をイメージした和風の建物となっています。

 ちなみに、広島、鹿児島、岡山の3空港はともに、本来県内の別のところに空港があったものの、拡張や滑走路の延長が難しいなどの理由から、現在の場所に空港を移したという共通の背景があります。

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鹿児島空港。中央のターボプロップ機は同空港を拠点とするJACのATR機(2019年、乗りものニュース編集部撮影)。

 なお、空港の標高が高いことは、もちろんパイロットは事前にそれを計算のうえフライトに臨んでいるので問題はないものの、そこを出発する飛行機にとって、大きな影響があります。

 標高が上がれば上がるほど、空気(酸素)が薄くなることから、標高が低い場所と比べ揚力が減少するほか、エンジンパワーが出にくくなるなど、いわゆる「離陸性能」が下がります。これにより、標高が高い空港では離陸するときの滑走距離が長くなるなどの影響があります。

【了】

※一部修正しました(6月17日11時05分)。

【写真】標高だけじゃなく建物もユニークな岡山空港

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