バスのミラーはいくつある? 車外・車内に大小さまざま 「ミラーのミラー」も
乗用車と比べてはるかに大きい車体を安全に走らせ、さらに、車内の乗客の動きもしっかり確認しなければならないバス、それを支えるのが車内外のミラー類です。いったい、いくつあるのでしょうか。
オプションのミラーも多数 車内外ぜんぶ合わせると…?
関東バスでは、前扉のステップを映すミラーをオプションで大型化しているほか、中央のバックミラーの左側、および運転席の右側にそれぞれ補助ミラーも取り付けており、車内のミラーはぜんぶで6つだそうです。車外のものと合わせれば、関東バスの車両には11個ものミラーが取り付けられています。
NPO法人 高齢者安全運転支援研究会の岩越和紀さんは、JAF(日本自動車連盟)の会報「JAF Mate」2020年6月号の寄稿文で、バスのミラーの多さに言及しつつ、次のように述べています。
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「もちろん瞬時にすべてを見ているわけではないが、左折や停止時など、見る順番を決めて確認するドライバーの運転は安定している。さらに発進時に指差し確認を入れるプロもいる」(岩越和紀さん/「JAF Mate」2020年6月号より)
そのうえで、「バスのドライバーを観察するのは、(一般人の)運転の参考になる」としています。
【了】
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