変幻自在すぎる「飛行機の主脚」上空でなぜ傾く? 傾き方もいろいろ JAL機の場合…

離陸直後や着陸前の旅客機には脚を出したまま飛ぶ場面がありますが、このとき主脚は地上にいるときと異なり傾いているのが一般的です。なぜ発生するのかJALに聞きました。また、傾き方も一筋縄ではいかないようです。

ただ傾いてしまう…だけじゃない主脚の世界!

 これらと比べて少し変わった動きをとるのがボーイング777型機です。このモデルの主脚は、ボーイングの旅客機ほかのモデルの旅客機と比べて車輪の数が多く、1本あたり3対6輪とユニークで、そのしまい方も独特です。

 777型機は地上から離れたのち、まるでつま先を浮かせて立つように、いったん前方の車輪が上がった、前上がりの状態になります。その後、車輪を格納する寸前、前上がりの状態からほかのモデルと同様に前下がりに再調整され格納されるとのことです。なお、ボーイングの後継機である787型機も、同じように前上がりの状態から前下がりに再調整され、しまわれます。

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主脚が上がった状態のJALのボーイング777型機(2020年3月、乗りものニュース編集部撮影)。

 もちろんこの傾きはあくまで主脚をしまうスペースに合わせたものなので、すべて「前下がり」というわけではないようです。たとえばかつてJALの主力モデルだった「ジャンボ」ことボーイング747シリーズの主脚は、いわゆる777型の離陸直後と同じように前輪が前に上がった状態で、そのまま格納されます。

 また747シリーズはその大きさゆえ、2対4輪の車輪がついた主脚が、主翼下に2本、その後ろに2本という配置ですが、その傾き方、そしてしまい方も、効率的な格納のためこれまた独特です。主翼下のものは大きく傾きそのまま内側に折り込むように、後方のものは小さく傾き前方に振り上げるような形でしまわれます。

【了】

【写真】見た目も主脚の動きも独特すぎる「ジャンボ」

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コメント

2件のコメント

  1. では、なぜ777は最初から前下がりにしないんでしょうか?

  2. 以前聞いた話では、この傾きで「地上」と「空中」の判断をして、地上でしか行わない操作(前輪のハンドル操作、など)ができる様になると聞いたのですが、そうなのでしょうか?

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