格差はっきり「地方版図柄入りナンバー」 熊本&福山人気 世田谷レア 今後は「全国版」も

自動車の「地方版図柄入りナンバープレート」が創設されて1年半が経ち、申し込み件数が多いところもあれば、低迷しているところもあります。今後は地域ごとではなく、「ラグビー」「オリパラ」に続く「全国版」の創設も計画中です。

「地方版図柄入りナンバー」申し込み件数 トップと最下位で54倍の差

 2018年10月に、いわゆる「地方版図柄入りナンバープレート」の交付が41地域で開始されました。それから約1年半を経た2020年6月現在、申し込み件数に大きな格差が生まれています。6月22日10時現在の申し込み件数トップ5と、ワースト5は次の通りです。なお、申し込み件数は登録車と軽自動車の合計です。

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熊本の図柄入りナンバー(画像:国土交通省)。

●トップ5
・1位「熊本」(熊本県全域):1万8332件
・2位「福山」(広島県福山市ほか4市3町):1万2978件
・3位「愛媛」(愛媛県全域):7632件
・4位「奈良」(奈良県全域※):7563件
・5位「仙台」(仙台市):7509件
※2020年5月に橿原市など5市町村が「飛鳥」ナンバーに。

●ワースト5
・5位「平泉」(岩手県平泉町ほか2市2町):807件
・4位「佐世保」(長崎県佐世保市ほか3市5町):801件
・3位「杉並」(東京都杉並区):592件
・2位「越谷」(埼玉県越谷市):526件
・1位「世田谷」(東京都世田谷区):340件

 国土交通省の資料によると、熊本の図柄入りプレートは、特に軽自動車で、2018年10月から2020年3月までに購入されたクルマ(新車と中古車の両方)の10%近くが申し込んでいるそうです。この熊本と、最下位の世田谷とでは、申し込み件数で約54倍もの差がついています。

【一覧】図柄入りナンバー41地域の申し込み件数 トップ/ワースト5地域のデザインもチェック

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