非常ブレーキは勇気がいる? 元運転士による書籍『電車を運転する技術』8月発売
オールカラーで図解あり!
書籍『電車を運転する技術』が2020年8月19日(水)にSBクリエイティブから発売されます。
著者は、鉄道アナリストや短期大学の特別講師などとして活動している西上いつきさんです。「乗りものニュース」でも執筆しています。鉄道会社での自身の経験を基に、運転士の技術について図解入りで紹介しているといいます。主な内容は以下の通りです。
・運転士が「運転台」に乗り込む前にすること
・停止位置目標(停目)でピタリと停止する技術
・朝一番の出庫点検では電車の何を確認するのか?
・乗り心地を最も左右するブレーキングテクニックの極意
・非常ブレーキの投入には「勇気」がいる理由
・「普通」「急行」「特急」「回送」で運転はどう違う?
・後ろから押されるような「電気機関車」の運転
書籍は四六判240ページ、オールカラー。価格は1300円(税別)です。
【了】
国鉄では停止位置目標と言っていたが民鉄ではどうなんだろう。公刊物に非常ブレーキをかけるのを躊躇するなんて書いちゃいけないよ。まあ26両編成の貨物列車などはそうかもしれないが、都市の電車は今や殆んど「電気指令式」になっているのでためらう理由なんて無い。むしろ放熱できなかったり何らかの原因で動摩擦係数が下がって制動距離が伸びたとしたら問題だね。ドイツあたりじゃちょっとした電車にも撒砂装置やレールブレーキがついている。