航空業界初!? エミレーツ航空 乗客降機後の新型コロナ関連医療費&隔離費用を負担へ

隔離費用の補填はありがたい……!

 アラブ首長国連邦のドバイを本拠とするエミレーツ航空は2020年7月29日(水)、同社便を利用後に新型コロナウイルスに感染した人に対し、関連医療費と隔離費用を負担すると発表しました。

 新型コロナ関連の医療費などを航空会社が負担するのは、業界初といいます。

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エミレーツ航空のエアバスA380型機(画像:エミレーツ航空)。

 エミレーツ航空利用者が渡航先で新型コロナと診断された場合、搭乗クラスに関係なく、最高15万ユーロ(約1855万円)の医療費と1日あたり100ユーロ(約1万2300円)、14日間の隔離費用を負担するとのこと。対象搭乗日は10月31日(土)までで、搭乗後31日間が補償対象期間です。このサービスを使いたいときは、専用のホットラインに連絡が必要としています。

 このほかエミレーツ航空では、出発前からフライト中、乗継ぎなど渡航に関連するすべての場面において、利用者と従業員の安全を確保するため、手袋、マスク、抗菌ウェットティッシュ、手の消毒剤を含む無料旅行衛生キットの配布など、一連の対策を実施しているとのことです。

【了】

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