世界に広まるか「防御力マックス」なCA制服 比航空が採用 新型コロナ下で変わる光景
新型コロナの影響下、機内の感染防止に航空各社が策を講じるなか、スタッフの安全対策のひとつとして、ひと目で防御力の高そうなことがわかるCA用制服が登場しました。デザイン面もこれから洗練させていくそうです。
通常制服のうえに保護服を着る会社はあるものの…。
新型コロナウィルスの影響で、航空会社は、たとえば中央席の販売を一時停止することで他人との距離を一定に保つなど、各社それぞれが機内での感染防止策を講じています。
そしてCA(客室乗務員)は、機内での感染予防のため、マスク、場合によっては手袋を着用することが世界中で一般的になりつつある2020年5月現在、「コロナ対策」仕様のCA用制服も見られるようになりました。
フィリピン航空は同社のSNSで現地時間4月17日(金)、新たな制服を発表しました。その外観は、ほぼ全身を覆う真っ白なロングコートのようなもので、顔にはマスク、ヘアバンドをつけたうえ、フェイスシールドを装着しています。
同社のコーポレートカラー、そしてフィリピンの国旗の色である青、黄、赤色の3色が左肩にあしらわれているものの、その外観はCAの制服というより、保護服を着た医療関係者のように見えるデザインです。
海外ではドバイのエミレーツ航空などで、CAが通常の制服の上に汎用の保護服を着用する試みは見られるものの、「制服」として保護服デザインを取り入れたものは異例といえるでしょう。もちろん、こうなった理由は新型コロナウィルスの感染からCAを守るためです。
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