道路の案内標識「ユニークな矢印の曲がり方」なぜ生まれるのか デザインどう決まる?

交差点の手前で見られるものなど、道路の案内標識のうち「方面と方向」を示すものの多くは直線的な矢印で構成されますが、なかには、矢印が妙にくねったり、曲がったりしているものも存在。案内標識の盤面のデザインは、どう決まるのでしょうか。

案内標識のデザイン どう決まるのか?

 では、このような案内標識のデザインはどう決まるのでしょうか。国土交通省道路局によると、標識の色や矢印、地名の表記基準なども法令で決まりはあるものの、矢印の配置などについては画一的ではなく、場所ごとの状況に合わせて決められるといいます。

 標識の内容は、国や都道府県、市区町村といった道路管理者と警察、場合によっては観光協会なども交えた、地域ごとの「道路標識適正化委員会」での検討を経て決まるといいます。特に東京都内では近年、東京五輪に向けて英語表記の改善など、外国人ドライバーに優しい案内を目指すべく、見直しが重点的に進められているとのこと。

 また、道路標識は5年あるいは10年といった定期的なスパンでの点検が義務付けられており、構造物の健全度に応じた優先度をつけ、架け替えを検討するといいますが、新しい道路ができるなどして状況が変化した場合などは、それを待たずに架け替えを行うこともあるといいます。

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変更前の標識は矢印が直線的だった。東京都北区、国道122号で(2019年3月、乗りものニュース編集部撮影)。

 一方で、もとの標識にシールを貼って内容を修正するケースもあります。たとえば合併で市町村名が変わったり、英語表記が改められたり、線形の変化により矢印の内容に修正が必要な場合などが挙げられますが、「シールを張った部分とそれ以外の部分とで、反射の度合いが異なり、夜間の視認性が悪くなるという問題もあります」(国土交通省道路局)とのこと。シール対応ではなく架け替えを判断することもあるということです。

【了】

【画像】「国道1号が想像以上に槍」 槍を持った人に見える案内標識

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