生ける伝説「ビキニエアライン」のいま 日本路線も進出 一筋縄ではないその強みとは
ユニークなプロモーションを展開する航空会社が海外に見られるなか、「ビキニエアライン」とも呼ばれるベトジェットエアはその露出度の高い取り組みで有名です。現在は日本路線にも進出。しかし「セクシー」というだけでもないようです。
機内水着ショーに加え「ビキニカレンダー」も展開
海外にはユニークなプロモーションを展開する航空会社も多くありますが、そのようななかでもひと際異彩を放つ航空会社が2011(平成23)年にデビューしました。一部メディアから「ビキニエアライン」と呼ばれたこともあるベトナムのベトジェットエアです。
立ち上げ以来、この航空会社は「セクシー系」のプロモーションを軸としてきました。2012年8月、機内で水着のCA(客室乗務員)らが通路でフラを披露。事前の申請を行っていなかったことが原因とされていますが、このことでベトナム当局から約10万円の罰金を命じられたとされています。
ところがベトジェットエア、これでやすやすと路線を変えたわけではありません。2020年は実施されていないものの、現地メディアなどの報道によると、2013(平成25)年、2014(平成26)年の新路線就航時にも、同じような水着ショーを敢行。姉妹会社にあたるタイ・ベトジェットエアでも、ファッションモデルを投入した機内ショーを行っています。
そしてこの「セクシー路線」プロモーションは機内だけではなくグッズにも。「ビキニカレンダー」の発売は毎年恒例となり、これを求めるため、ベトナム各地の販売店の前で長蛇の列ができる現象も確認されていました。
コメント