7月豪雨で被災のくま川鉄道 全国に広がる「鉄道の仲間たち」応援の輪 奇跡的に1両復活

支援の申込み多数でも 閉めざるを得なかったくま川鉄道ネットショップ

 また被災後、くま川鉄道を応援しようと、同社のネットショップには多くの申込みがあったそうですが、くま川鉄道はそのネットショップを閉めています。郵便局も被災するなどし、対応が困難だからです。

 そうしたなか全国各地の第三セクター鉄道で、新潟県のえちごトキめき鉄道が企画した、豪雨当日の日付で実際には使えない「くま川鉄道復旧祈念きっぷセット」を販売し、手数料と消費税を除いた額をくま川鉄道に寄付するといった取り組みも広がっています。

 またくま川鉄道は、「超鉄道サミット@ニコニコネット超会議2020夏」に、ほかの鉄道会社と同様に参加する予定でした。しかし被災で難しいため、「特別参加」という形に。

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令和2年7月豪雨で流出したくま川鉄道の鉄橋(画像:くま川鉄道)。

 そうしたなか、「超鉄道サミット@ニコニコネット超会議2020夏」に参加するほかの鉄道会社から、何らかの形でくま川鉄道を支援できないかと話があがり、クラウドファンディングも立ち上げられています(経費は「ニコニコ超会議」を開催するドワンゴが負担)。

 くま川鉄道の永江社長は「熊本地震からの復旧を目指す、同じ熊本県内を走る南阿蘇鉄道など、鉄道の仲間が頑張った姿を見てきていますので、後を追えるように頑張りたいです」と話しています。

●クラウドファンディング「【九州豪雨被害】くま川鉄道橋梁流出における支援」
https://camp-fire.jp/projects/312435/preview?token=2f7wp4wq

【了】

【写真】線路が見えないのに車両がある異様な風景 水につかったくま川鉄道の全車両

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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