渋谷駅「本家しぶそば」閉店へ 駅再開発の一環 「早さがよかった」惜しむ声

「席に着くなり着丼」の早業、もう見られないのでしょうか。

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閉店のお知らせが掲げられた「本家しぶそば」(2020年8月、乗りものニュース編集部撮影)。

 東急グループが運営する渋谷駅構内のそば店「本家しぶそば」が、2020年9月13日(日)をもって閉店、1980(昭和55)年から40年の歴史に幕を閉じます。

 運営する東急グルメフロントによると、渋谷駅の「本家しぶそば」は、東急線の駅を中心に展開されている「しぶそば」のなかでも、押しも押されぬ旗艦店だといいます。閉店は駅の再開発によるものだそうです。

「本家しぶそば」は券売機を導入せず、入口のレジで店員が注文をマイクで読み上げて厨房に伝えるというシステムを採用しており、客が店内に入り着座するのとほぼ同時にそばが提供されることもあるなど、品物が提供されるまでの早さが特徴のひとつ。「早いから、ついつい立ち寄ってしまう、と仰るお客様も非常に多くいらっしゃいます」と、閉店を惜しむ声も多く寄せられているそうです。東急グルメフロントは、「閉店はとても心苦しく、1日でも長く営業したいところでした」と話します。

 なお閉店前には、ファンに向け期間限定で3種類の特別なメニューの提供を予定しているとのことですが、営業再開は現在のところ未定だそうです。

【了】

【惜別】渋谷駅「本家しぶそば」店構えとメニュー

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1件のコメント

  1. > 押しも押されぬ
    押しも押されもせぬ