パンナム ノースウエスト…日本に馴染みあった航空会社 その後は? 禍中のヴァージンも

成田名物「赤い尾翼」の航空会社 なぜ見なくなった?

 パンナムが就航していた昭和の時代から、成田空港、関西空港、そして当時の名古屋空港などでも頻繁にみかけた航空会社といえば、「赤い尾翼」がトレードマークのアメリカの航空会社、ノースウエスト航空が挙げられるでしょう。

 同社は古くから日本での関わりが深い航空会社でした。たとえば、JAL(日本航空)のデビューフライトである1951(昭和26)年10月25日の羽田~伊丹~福岡線を担当した「もく星」号をはじめとする、5機のマーチン202型機などは、ノースウエスト航空から借りたものです。

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成田空港にて。ノースウエストと合併したデルタ航空のエアバスA330型機(2020年、乗りものニュース編集部撮影)。

 とくに成田空港は、ノースウエスト航空にとってアジア太平洋地域の拠点空港とされており、整備場や機内食の大型工場まで持ち合わせるほどの注力ぶり。拠点としていた第1ターミナルに「赤い尾翼」がズラリと並ぶのは日常茶飯事でした。

 ところがノースウエスト航空は、2008(平成10)年に同国のデルタ航空と合併。機体デザインや社名はデルタ航空に合わせることとなり、事実上吸収された形です。その後は「赤い尾翼」に代わりデルタ航空機の「紺色の尾翼」が見られましたが、羽田空港の発着枠増加に伴って、2020年3月28日に成田空港を撤退。路線は羽田空港に移管されました。

 ちなみに先述した、ノースウエスト航空が整備しデルタ航空に引き継がれた成田の機内食工場は、現在スーパー銭湯になっているとのことです。

【了】

写真でざっと見る「そういえば日本でよく見た航空会社」

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コメント

2件のコメント

  1. パンナムは2001年にはスペースシャトルを運航しているはずだったのに。

    • そうなんだよな〜