イスラエル戦闘機 史上初めてドイツで共同演習 強制収容所上空では慰霊飛行も実施
イスラエル空軍戦闘機が2週間にわたってドイツの空を飛びます。
2020年8月17日(月)、イスラエル空軍の戦闘機が史上初めてドイツ西部にあるネルフェニッヒ航空基地に着陸しました。
これはドイツ空軍とイスラエル空軍の共同演習「ブルー・ウイングス2020」に参加するために派遣されたもので、イスラエルからはF-16「ファイティングファルコン」戦闘機6機のほかに、ガルフストリーム550早期警戒機やC-130H輸送機なども飛来しています。
演習自体は約2週間実施される予定ですが、それに先立ち8月18日には、1972(昭和47)年のミュンヘンオリンピックでイスラエル選手団が襲われたテロ事件、いわゆる「ミュンヘンオリンピック事件」の現場上空で、両国軍用機の編隊による慰霊飛行が行われました。
また、こののち第2次世界大戦中、ユダヤ人の大量虐殺が行われたドイツ国内のダッハウ強制収容所跡の上でも、同じように慰霊飛行が行われています。
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