モーリシャスの自然環境回復へ 貨物船の油流出事故に追加支援10億円 商船三井

「にっぽん丸」のモーリシャス寄港クルーズも予定しているそうです。

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座礁した貨物船「WAKASHIO」(画像:商船三井)。

 商船三井は2020年9月11日(金)、同社がチャーターしていた貨物船「WAKASHIO」がモーリシャス沖で座礁し、燃料油が流出した事故について、今後の追加支援などの実施方針を発表しました。

 同貨物船は7月25日に座礁し、救助作業中の8月6日に燃料油が流出、油の回収除去などの作業が現在も続いています。商船三井はグループ社員を現地へ派遣したり、回収資材や支援物資を提供したりしていますが、今回、現地の自然環境や地域社会へ長期的に貢献すべく、以下のプロジェクトを実施するといいます。

・1:自然環境保護・回復プロジェクト

 産学民の連携により、マングローブやサンゴ礁の保護育成、海鳥の研究支援を実施。また自然回復のための基金を設立し、商船三井は発起人として8億円程度の拠出を予定。

・2:現地NGOおよびモーリシャス政府・国際公的機関の基金への拠出

 モーリシャスの自然環境回復活動を支援すべく、複数の現地NGOへの寄付、およびモーリシャス政府関係団体などが設立している基金への資金拠出を行う。合計1億円程度の拠出を予定。

・3:人的貢献

 グループ社員の現地派遣を継続し、10月にはモーリシャス駐在員事務所の設立を予定。今後は毎年モーリシャスにおいてグループ社員の研修を実施する。

・4:地域社会・産業への貢献

 漁業の発展に向けての支援方策を検討(すでに冷凍コンテナ1本を寄贈)。また2022年をめどに、商船三井客船の「にっぽん丸」で日本発着・モーリシャス寄港クルーズを実施。

 上記1~3については、複数年で総額10億円程度の拠出を予定しているとのことです。

 商船三井は「引き続き、モーリシャスおよび日本の関係当局、国内外の関係者、船主と連携して、事態の解決ならびにモーリシャスの環境回復と社会への貢献に向けて取り組みます」としています。

【了】

【写真】モーリシャスにも隊員派遣 海上保安庁「海洋汚染対策のプロ集団」

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