中島みなみ(記者)の記事一覧
Writer: 中島みなみ(記者)
1963年生まれ。愛知県出身。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者を経て独立。行政からみた規制や交通問題を中心に執筆。著書に『実録 衝撃DVD!交通事故の瞬間―生死をわける“一瞬”』など。
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「今さらバカにしているとしか」 高速道路“バイク料金”実現か それでもライダーが怒るもっともな理由
国土交通省が高速道路料金の「車種区分や料金比率」の見直しに本腰を入れています。自動車が大きく、重くなったことを理由に挙げていますが、バイク目線から見ると、その説明は矛盾の塊。通行料金引き下げの署名活動は今も続きます。
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「車が無い!」三原じゅん子さん痛恨の盗難被害に国家公安委員長が言及 “罰が軽すぎる”自動車盗、見直しの契機となるか
三原じゅん子参議院議員の愛車が盗まれたことについて、松村祥史国家公安委員長も言及しました。狙われたのは「非常に盗難の件数が多い」車種。自動車盗の被害者の声を、国会議員も身をもって知ることになったようです。
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「ほぼ全店まっ黒」ビッグモーターが不正まみれになっていった“仕組み” 伊藤忠も簡単には変えられない
想像を超えた不正の数々が白日にさらされたビッグモーター。実に96%の店舗で何らかの不正が行われていました。その再建の道は、伊藤忠という商社のノウハウでガバナンスを効かせるだけで解決するほど簡単ではなさそうです。
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“盗んだバイク”行く先は解ってる? 盗難二輪車を「持ち主に返す仕組み」に警察も注目
バイクやクルマの盗難被害が相次ぐなか、バイク販売の業界団体がつくる「持ち主に返す仕組み」が実績をあげています。盗難車をすぐに現金化しようとする動きに一石を投じ、警察も注目しています。
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バイクを“端っこ”に追いやるな! 「バイク中心」で考えたらヒラメキ “ありそうで無かった”道の駅のバイク駐車場案とは?
世界三大バイクメーカーの生産拠点が集まり、各社のゆかりの地でもある静岡県浜松市で、バイクユーザーに狙いを定めた道の駅構想があります。市議会では、その道の駅へ向け“ありそうで無かった”バイク駐車場の案も出てきました。
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「記者会見しません」行政処分から沈黙続ける損保 ビッグモーターとともに保険を揺るがす事態に、どこか優しい金融庁
ビッグモーターに係るSOMPOグループの自動車保険不正を巡る事案で、金融庁が下した業務改善命令への対応期限が迫っています。トップが「知らなかった」と言い残し沈黙を続ける損保側への対応を、金融担当相は言葉を選んで説明しました。
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国交省“不適切”電動キックボード等の排除に本腰 実際にアレコレ買って試す→思っている以上に多かったワケ
電動キックボードやペダル付電動バイクなどの特定小型原付をめぐり、保安基準に適合しない商品を国土交通省が公表しています。現車を実際に買い付けて、実際に乗って検査。不適合品の排除と是正に効果を上げています。
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横断歩道に“車止め1本”なぜ立てられない? 開口部に車が突っ込む事故相次ぐ 「運が悪い」で済むのか
交差点にある車道と歩道の分離柵の多くは、歩行者が車道に飛び出さないための横断防止柵です。横断歩道がある開口部にボラード(車止め)1本でもあれば、車両の進入を防げそうですが、ほとんど検討されないのはなぜでしょうか。
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「歩道に突っ込む車を防ぐ“柵”」←違う! 歩行者の巻添え事故相次ぐ 国民が誤解している日本の道路の作り方
東京の隣り合う2つの交差点で、クルマが歩道へ突っ込む事故が相次ぎ発生。片や歩道の柵をなぎ倒し、片や強固なものに付け替えられた柵をすり抜けて横断歩道からクルマが進入しました。柵は何のためか――ここに国民の誤解が存在します。
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「特に悪質」豊田自動織機エンジン3モデル“型式指定取り消し”へ 認証不正で基準満たさず トヨタ車は一部出荷停止中
豊田自動織機のエンジン認証不正問題で、国土交通省が“型式指定の取り消し”という厳しい処分を下します。この不正問題に関連し、一部車種が出荷停止となっているトヨタ・日野の自動車用のエンジンも、別途、適合確認が進められています。