柘植優介(乗りものライター)の記事一覧
Writer: 柘植優介(乗りものライター)
子供のころから乗り物全般が好きで、車やバイクはもちろんのこと、鉄道や船、飛行機、はたまたロケットにいたるまですべてを愛す。とうぜんミリタリーも大好き。一時は自転車やランニングシューズにもはまっていた。
-
異形すぎて不採用 ドイツ偵察機「BV141」 要望どおり作ってなぜそうなった?
第2次世界大戦直前、ドイツは前線で用いる偵察機を欲しました。その要求に対する答えは、なんと従来の航空機の概念を根本からひっくり返す奇抜なものでした。性能的には優れていたものの採用されなかった理由を追います。
-
戦車がはく「スカート」って何? 弱点というだけじゃない足元を見せたくない事情とは
スカートとひと括りにいっても、世の中にあるのは人間が使う布製のものだけではありません。戦車も鋼鉄製やゴム製のものを着用します。ファッションやデザインのためではない、戦うために用いるスカート、どんな意味があるのでしょう。
-
「機関銃の弾」は意外と大きい 自衛隊が使う3種 サイズや用途を比較してみた
機関銃も拳銃も使用するのは同じ「銃弾」ですが、そこにはいくつか種類があり、それぞれに用途があって、「大は小を兼ねる」とはいきません。自衛隊が使用している機関銃弾3種について、サイズや用途などを比較しました。
-
初代「ファントム」戦闘機 知ってる?「F-4 ファントムII」でなく 知名度段違いのワケ
一般的に「ファントム」戦闘機というと、F-4「ファントムII」を指すことが多いですが、「II」と付くように、その前に初代「ファントム」戦闘機が存在しました。知名度があるとはいえませんが、そこには納得の理由があります。
-
戦略爆撃機 どう世界へ拡散したのか B-29をソ連が完全コピーした「Tu-4」 皮肉な歴史
アメリカが第2次世界大戦中に実用化したB-29は、高性能ゆえに戦後さまざまな形で後世まで影響を与えました。それはアメリカ国内にとどまらず、海を越えて冷戦中のライバル国にまで、さらにその隣国にまで伝播していました。
-
戦艦「大和」の3連装砲塔は「駆逐艦1隻」より重い!この巨大砲塔を動かす意外な力とは
世界最大の戦艦として知られる旧日本海軍の戦艦「大和」。主砲は巨大な46cm砲で、これをひとつの砲塔に3門ずつ計9門装備していました。3連装にまとめた砲塔は極めて巨大なものでしたが、どうやって動かしていたのでしょう。
-
軍用機ベースの旅客機6選 世界的ベストセラー機から戦前の国産長距離飛行艇まで
2019年現在、世界の旅客機市場は燃費や整備性の問題から、専用設計の機体が多数を占めつつありますが、昔は軍用機を転用した旅客機も多数ありました。なかには胴体を再設計するなどして、原型が軍用機と思えない機体もありました。
-
潜水艦の錨 見たことある? 実は形状がトップレベルの秘密! そのもっともなワケ
潜水艦はとても機密が多く、特に静粛性については各国ともリソースの多くを割いて研究しています。そのなかで、実はスクリューと同じくらい静粛性に直結する重要な装備のひとつに錨(アンカー)があります。
-
自衛隊が持つ「自走する空港設備」とは 飛行場機能をどこでもデリバリー
ヘリコプターを夜間や悪天候下に飛ばそうとすると、ヘリポートとヘリコプターの両方に相応の設備や能力が必須となります。しかし自衛隊の場合、設備のない演習場などでヘリを運用するための支援装備があります。
-
世界最先端! WW2期ドイツ戦車の「戦後」とは? パンター戦車に見る21世紀の現役技術
ドイツはその工業技術と、陸軍国という背景から、これまで優れた戦車を多数生み出してきました。特に第2次世界大戦では、いまに名を残す名戦車が多数誕生し、その戦車技術は世紀をまたいで現役で使われ続けています。