清水草一(首都高研究家)の記事一覧

Writer: 清水草一(首都高研究家)

1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高はなぜ渋滞するのか!?』などの著作で、首都高研究家/交通ジャーナリストとして活動中。

  • 本当は怖い? 初の死亡事故が起きたクルマの自動運転、意識改革必要か

    クルマの自動運転機能で初とされる死亡事故が2016年5月、アメリカで発生。実際に事故車と同型車を運転したところ、大きな衝撃を受けました。ドライバーは「自動」ということに対する認識を、根本的に変える必要がありそうです。

  • 道路公団民営化にある明暗 NEXCOに比べ難しい都市高速、その未来は

    高速道路会社6社の平成28年3月期決算が発表されました。NEXCO3社は順調で道路公団の民営化は「大成功」といえそうですが、都市高速――首都高と阪神高速の将来には、大きな懸念がありそうです。

  • 海老名、大和「渋滞名所」返上なるか 進む対策、その未来は?

    海老名JCTや大和トンネル付近など、東名高速関連の渋滞対策が進展することになりました。「渋滞名所」ともされるそれらの場所で何が行われ、今後、どうなっていくのでしょうか。ただ、やれることはまだまだあるかもしれません。

  • 高速の暫定2車線問題、改善への課題 低い安全、利用価値

    さまざまな課題を抱える、高速道路の暫定2車線区間。それを改善すべく付加車線を設け、効果が検証されることになりました。しかし単に「付加車線を設けること」が、必ずしも「正解」とはいえないかもしれません。

  • 首都高、老朽化問題に出口無し? はたして無料化の実現は

    昭和30年代から順次延伸されてきた首都高。現在ではその老朽化が問題になり、対策費が1kmあたり約500億円という区間も。首都高の今後における経営が心配されますが、ある“追い風”も吹いているようです。はたして「無料化」は実現するのでしょうか。

  • 首都圏高速新料金、早くも出た効果 しかし夏に待つ大きな「懸念」

    2016年4月に導入された、首都圏の高速道路における新たな料金体系。それにより、高速のみならず一般道にも効果が出ています。しかし懸念も存在しており、夏を迎えれば、それが体感されるようになりそうです。

  • 首都高老朽化の象徴、造り替えへ 40か月、一部通行止めで

    誕生から50年以上が経過している首都高。その老朽化を象徴する場所が、一部区間を40か月のあいだ通行止めにして造り替えられます。避けられない課題である首都高の老朽化、そして災害。どの程度、道路は持つものなのでしょうか。またその安全はいま、どうなっているのでしょうか。

  • 三菱車の燃費、なぜ悪かった? 責任を取った日産

    燃費不正問題に揺れる三菱自動車。そのクルマの燃費は実際に、カタログとは異なる傾向が出ていました。またこれにより三菱自は日産の傘下に入りますが、決して「美談」とは言えなさそうです。過去のリコール隠し問題発生時には、独・ダイムラー社から見捨てられた三菱自、今回はどうなるのでしょうか。

  • 東名大和TN、渋滞ワースト独占 対策案が抱える大きな問題

    高速道路の「渋滞ワーストランキング」で、実質的にワースト3を占めている東名高速道路・大和トンネル付近。改善対策が進められているものの、そこには大きな問題が。「渋滞名所」の汚名、返上は無理なのでしょうか。

  • GW渋滞、今年の特徴は 新東名延伸もなぜ渋滞発生、多くなる?

    「渋滞」が風物詩のゴールデンウィーク。今年2016年は新東名の延伸による“ダブルネットワーク化”が進みましたが、なぜ10km以上の渋滞発生回数が昨年より多いと予想されているのでしょうか。また近い将来、「渋滞」はゴールデンウイークの風物詩ではなくなるかもしれません。

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