首都高老朽化の象徴、造り替えへ 40か月、一部通行止めで

誕生から50年以上が経過している首都高。その老朽化を象徴する場所が、一部区間を40か月のあいだ通行止めにして造り替えられます。避けられない課題である首都高の老朽化、そして災害。どの程度、道路は持つものなのでしょうか。またその安全はいま、どうなっているのでしょうか。

誕生から50年以上が経過している首都高

 首都高速道路株式会社は2016年5月11日(水)、大井JCT(東京都品川区)の湾岸線から1号羽田線への経路を6月8日(水)の20時より40か月にわたって通行止めにすると発表しました。1号羽田線のうち、特に老朽化の激しい東品川桟橋部の造り替え工事にともなうものです。

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1号羽田線の工事にともない、大井JCTの湾岸線から1号羽田線へ向かう経路が通行止めになる(画像出典:首都高速道路)。

 もっとも古い区間は1962(昭和37)年に開通した首都高。1号羽田線の東品川桟橋部は、首都高老朽化の象徴的個所です。TVニュースでも、首都高の老朽化に関する話題の際は必ず、その鉄筋コンクリート製橋脚の表面がボロボロになった映像が流されます。あのボロボロの区間がようやく造り直されると聞けば、ほっとする人も少なくないでしょう。

 ただし、この40か月間で東品川桟橋部の造り直しが完了するわけではありません。常に現状の往復4車線を維持しつつ段階的に工事が進められるため、すべてが完了するのは約11年後、2026年度の予定です。その途中、2020年の「東京オリンピック」前までは、あのボロボロの東品川桟橋(下り線側)が使われ続けることになります。

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老朽化の激しい1号羽田線の東品川桟橋部と鮫洲埋立部(画像出典:首都高速道路)。

 ボロボロの橋脚があと4年間使われると聞いて、再び不安を抱く人がいるかもしれません。

「あそこは次に大きな地震があったら絶対崩れますよね?」

「いつ崩れてもおかしくないと思って、なるべくあの場所は通らないようにしていますが、大丈夫なんですか?」

 私(清水草一:首都高研究家)自身、このような質問をよく受けます。そのたびに「大丈夫だと聞いていますよ」と答えていますが、本当に大丈夫なのか、改めて首都高に聞いてみました。

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コメント

1件のコメント

  1. 作り直すなら、将来の首都高速全線を3車線化することを前提に、この部分から片側3車線分を作って欲しい。

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