種山雅夫(元航空科学博物館展示部長 学芸員)の記事一覧
Writer: 種山雅夫(元航空科学博物館展示部長 学芸員)
成田空港隣の航空科学博物館元学芸員。日本初の「航空関係専門学芸員」として同館の開設準備を主導したほか、「アンリ・ファルマン複葉機」の制作も参加。同館の設立財団理事長が開講した日本大学 航空宇宙工学科卒で、航空ジャーナリスト協会の在籍歴もある。
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TDA/JASの「レインボーカラー」はエアバス社との“愛の証”だった! その紆余曲折
かつて日本の三大航空会社のひとつだったTDA/JASの塗装といえば4色の「レインボーカラー」です、かつてレッド&グリーンの渋い塗装を施していた同社。この変更には、欧州の巨人になる前のエアバス社との深い関係がありました。
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迷走どころか屈指の超名機「ボーイング737」 歴史は半世紀 選ばれ続ける理由とは?
「MAX」の相次ぐトラブルなどで少々「出口の見えないトンネル」に入ってしまっている感のあるボーイング737ですが、実は半世紀もシリーズが続く超ベストセラー機です。なおも売れ続ける理由はどこにあるのでしょうか。
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さらば大量輸送時代 退役進むボーイングの巨人機「777」を振り返る 世界を近づけた双発機
日本ではもちろんのこと、世界でも長年主力を張っていた「ボーイング777」の全盛期が過ぎ去ろうとしています。「トリプルセブン」にはどのような意義があり、なぜ消えていくのでしょうか。当時の世界の航空事情から振り返ります。
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日本の航空会社、なぜここまで激増? 一強→三強 そして群雄割拠になった歴史
かつて日本ではJAL、ANA、JASの3社がほとんどの国内線を飛ぶ時代が続いていました。そこに至るまでどのような経緯があったのでしょうか。そして、新規航空会社が一気に増えた現代、その3社体制からどう変わったのでしょう。
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旅客機にトサカやヒゲ? 滑らかな機体になぜ突起物がたくさんあるのか 実は孔も多数
旅客機のボディは表面をできるだけ滑らかにしなければなりませんが、空港でみるものは、いくつか突起物がついているのが一般的です。一見して飛行の邪魔になりそうですが、もちろんこれらにはそれぞれ、重要な役割があります。
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実はあった成田空港の「4本目の管制塔」 知られざるその役割とは? 「元祖」解体後も現役
成田空港の供用が始まって以来、運用を続けてきた「元祖管制塔」が取り壊され、同空港の管制塔は2本に――と思いきや、そうではありません。同空港は運用が特殊ゆえに、もうひとつあります。知られざる“管制塔”を調べてみました。
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旅客機の格納タラップなぜ見なくなった? タラップ車や搭乗橋が主流に その紆余曲折
旅客機に乗り込む際には、搭乗橋、もしくは「タラップ車」とも呼ばれる階段付きの車両を用いるのが一般的です。ただその歴史を見ると、機体自体に格納式の階段がついているなど、実は一筋縄ではいかないものだったのです。
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そっくりなのは合理性から!? エアバスA380にあまりにも似た幻の超大型機「MD-12」
エアバスA380、ボーイング747をはじめ、超大型旅客機の時代が終わろうとしていますが、かつては名門マクドネル・ダグラス社でも総2階建て機が計画されたことがあります。この機体、見た目A380と瓜二つ。その理由はなんとも合理的なものでした。
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米国は「空飛ぶ看護師」日本は「エア・ガール」 航空会社「客室乗務員」の起源を辿る
いまや飛行機に乗るときには当たり前の存在となっている「客室乗務員」ですが、その起源はどのようなものなのでしょうか。米国では「看護師」に始まり、日本では「エア・ガール」として始まった、その歴史や経緯を見ていきます。
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幻のYS-11後継モデル「YS-33」 では「YS-22」は? 昭和国産旅客機開発事情を考える
ついに自衛隊からも退役したオリジナル・エンジン搭載の「YS-11」。このモデルが国産旅客機として開発されたあと、実現こそしなかったものの、日本では、YS-11JやYS-33といった新型機プランが出ましたが、その間の「YS-22」はなかったのでしょうか。