竹内 修(軍事ジャーナリスト)の記事一覧
Writer: 竹内 修(軍事ジャーナリスト)
軍事ジャーナリスト。海外の防衛装備展示会やメーカーなどへの取材に基づいた記事を、軍事専門誌のほか一般誌でも執筆。著書は「最先端未来兵器完全ファイル」、「軍用ドローン年鑑」、「全161か国 これが世界の陸軍力だ!」など。
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                海自の「全然使えない輸送機」ついに後継機選定へ なぜ“安物買いの銭失い”をしてしまったのか?防衛装備庁が海上自衛隊のC-130R輸送機の後継機選定に向けた情報提供の募集を開始しました。導入から日が浅い同機ですが、その背景には「安物買いの銭失い」とも言える深刻な事情がありました。 
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                ドローンにミサイルってコスパ悪すぎますよね? レーザーで安く撃ち落とすべきですよね?――防衛大手の答えが「極力安い“ミサイル”」だった背景スウェーデンのサーブが、「安価なミサイル」と強調する新型ミサイルを発表。安価なドローンによる攻撃の対策としてはレーザー兵器が注目されますが、「ミサイル」もまだまだ重要なようです。 
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                やる気満々!?「戦艦トランプ」は一体どんなフネになるのか 「砲弾は安い」「アルミじゃ溶ける」発言から見えるその姿アメリカのトランプ大統領が、アメリカ海軍への「戦艦」復活は有力な選択肢の一つだと述べました。かつてのアイオワ級の再就役ではなく、全く新しい軍艦の建造を示唆していますが、まったく不合理というわけでもないようです。 
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                「その無人機“かなりイイね”!?」豪の最新“万能機”で自衛隊は何をしたい? 飛行試験に参加へ航空自衛隊が、オーストラリアで2026年度に行われる無人機「MQ-28A」の飛行試験に参加します。同機は新戦闘機と連携する無人機となる見込みですが、もう2つ、この無人機で実現したい“任務”が透けて見えてきます。 
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                ロシアなぜ恐れる? 米「トマホークミサイル」ウクライナ供与の重たい“意味” よく飛ぶミサイルはすでにあるのにアメリカのトランプ大統領がウクライナへのトマホークの供与を示唆しました。しかし、ウクライナはすでにロシアを射程に収めるミサイルを運用しています。トマホーク供与の重要性は、兵器の性能ではないようです。 
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                自衛隊が「ニセ兵器」本格導入へ! 今もダマせてしまう軍用「かかし」!? 納入先が「川崎重工」のナゼ防衛装備庁が「バルーンデコイ」の入札を公告しました。ウクライナの戦場でその有効性が改めて証明された「風船兵器」は、すでに自衛隊の一部部隊でも導入が始まっています。 
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                “おもちゃメーカー”がなぜ「ガチの軍事ドローン」を? 技術力を買われて進出 展示会では人だかり!2025年9月に台湾で開催された防衛・セキュリティの総合イベント「TADTE」で注目を集めたのが、台湾の無人装備品開発をリードするサンダータイガー社です。実はこの企業玩具メーカーという異色の経歴を持っています。 
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                「“ランクル”を装甲化すればいいじゃない」そんな単純な話か? 軍事転用の“日本的な課題” 防衛省の考え次第?防衛省が軽装甲機動車の後継として、トヨタやいすゞの民生用車両を防弾化して導入する方針だと報じられました。海外の軍では一般的に行われている民生車の転用ですが、日本では果たして“合理的”なのでしょうか。 
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                日本や台湾もいかが? ウクライナが「武器輸出に本腰」その切実な理由 “実戦経験”に世界が注目ウクライナが近く、防衛装備品の輸出戦略を提示する方針です。輸出を通じて資金を調達するとともに、自国の技術管理との両立を目指すと見られますが、3年以上におよぶ戦争の経験をビジネスにつなげる狙いがありそうです。 
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                「無人の潜水艇」に「AI魚雷」 日本とも連携する米の“大物”防衛スタートアップ企業とは? 台湾の展示会で注目台湾で開催された防衛展示会TADTEで、アメリカのある防衛スタートアップ企業が大きな存在感を示していました。VR技術を広めた立役者が設立した同社はいま、無人装備の分野でアメリカ本国において急伸、日本にも連携を広めています。