竹内 修(軍事ジャーナリスト)の記事一覧
Writer: 竹内 修(軍事ジャーナリスト)
軍事ジャーナリスト。海外の防衛装備展示会やメーカーなどへの取材に基づいた記事を、軍事専門誌のほか一般誌でも執筆。著書は「最先端未来兵器完全ファイル」、「軍用ドローン年鑑」、「全161か国 これが世界の陸軍力だ!」など。
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“激ヤバ納期”必至!? 初の「護衛艦輸出」への高い壁 「日本ファースト」は通用しない!
オーストラリアの新型フリゲートを提案していたドイツを退け、三菱重工業が優先価格交渉者になりました。その勝因を分析すると、このことが今後の日本へ重くのしかかって来るとも考えられます。
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「戦える空中給油機」爆誕!? ドローン放って振り払え! 狙われる「空の守り神」たち
米軍が空中給油機に「自衛用ドローン」の搭載を検討していると報じられています。空中給油機や早期警戒管制機といった「空の守り神」的な軍用機は、同時に脆弱性も抱えています。その防護策が、各国で課題となっているようです。
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大阪を沸かせたブルーインパルスの原型機が、2つの面で「取替え待ったなし」に危うい理由
「ブルーインパルス」の機体の原型である航空自衛隊のT-4中等練習機が墜落事故を起こし、37年の運用で経年劣化による問題が顕在化。もはや教育の目的にも合わなくなってきているT-4、後継機の議論も待ったなしです。
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日本の“現役”護衛艦「海外へ輸出」なるか!? ベテラン艦に白羽の矢 すかさず横やりを入れる中国
日本とフィリピンが海上自衛隊の護衛艦輸出に向けた協議を開始したと報じられています。しかも新造艦ではなく“中古艦”の輸出。そこに懸念を示しているのが中国です。
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陸自の「無人車両」今から“開発”するの!? 迫るタイムリミット 技術的にも“海外製をそのまま導入”がベストなワケ
防衛装備庁が陸自向けの汎用小型UGV(無人車両)の取得方法と、開発を検討するための情報を提供する企業を募集しています。すでに海外製品を試験してデータを取っていますが、そのまま導入しないのでしょうか。
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消滅しかけた「2人乗り戦闘機」が復権? 変化しつつあるパイロットの役割 “もう一人がいないと酷”なワケとは
かつてはテクノロジーの進化により廃れてしまった「複座型戦闘機」、じつは皮肉にもさらなるテクノロジーの進化によって各国の次世代戦闘機において「復権」しつつあるといいます。これからの複座型戦闘機の役割とは、一体何なのでしょうか。
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日本の「対艦番長」F-2導入検討――フィリピン本気? 能力的にはバッチリだけど“現実的とは全く思えない”ワケ
フィリピン空軍が航空自衛隊のF-2戦闘機を将来取得する戦闘機候補として検討していることを明かしました。フィリピンが置かれた状況に対し、F-2は能力的にも合致するかもしれません。ただし輸出の実現は難しそうです。
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飛行機の「巨大な皿、まな板、こぶ」もう不要!? 空飛ぶレーダーサイト、時代は「無人機」へ 日本も注目?
米GA-ASIとスウェーデンのサーブが、早期警戒機型のUAS(無人航空機システム)を共同開発します。一体どの国に狙いを定めているのでしょうか。大きなレーダーシステムを搭載した有人機という早期警戒機のイメージも変わりつつあります。
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「皿回らないやつ」もやめる 米軍の方向転換で自衛隊の早期警戒機どうなる? もう一つの「2035年問題」となる可能性
自衛隊は「次期戦闘機」が完成するとみられる2035年頃までに、解決すべきもう一つの問題を抱えています。それは早期警戒管制機の更新。現代の防空に不可欠な装備ですが、存在自体が曲がり角に差し掛かっているかもしれません。
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韓国兵器“爆買い”の次は日本に熱視線? なぜ東アジアに注目するのか EUの「親米国」変化
これまでアメリカ製兵器の導入を進めてきたポーランド、しかしその状況は大きく変わりつつあるといいます。一方で、ポーランドとの防衛協力が近年大きく進んでいる日本に対しては、ポーランドの防衛産業が熱視線を向けているようです。