細谷泰正(航空評論家/元AOPA JAPAN理事)の記事一覧
Writer: 細谷泰正(航空評論家/元AOPA JAPAN理事)
航空評論家、各国の航空行政、航空機研究が専門。日本オーナーパイロット協会(AOPA-JAPAN)元理事
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安全性懸念の「ボーイング737」もう限界? 古い基本設計、繰り返された魔改造… “選択肢”は他にもある
半世紀以上続く「ボーイング737」最新派生型「737MAX」が、相次ぐトラブルに遭遇しています。半世紀ベース設計が同じであることも関係していそうですが、別のモデルの派生型を作るという手段はなかったのでしょうか。
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大震災で壊滅→復旧までの1か月、仙台空港では何が? 珍運用&「放射能は恐れない」知られざる奮闘
東日本大震災で壊滅的な被害を受けた仙台空港は、旅客機の発着再開まで約1か月を要しました。この間、同空港ではどのようなことが起きていたのでしょうか。
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「無難設計じゃF-16に勝てないんだよ!」→激変 仏「ミラージュ2000」が生まれるまで
フランス製の戦闘機「ミラージュ2000」は、過去の「ミラージュ」シリーズから設計・仕様が大きく変わった機体ですが、どのような経緯で作られたのでしょうか。
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高さ&速さで世界記録だが… F-104「スターファイター」の毀誉褒貶 墜落しまくった国/理想的だった日本
日本の航空自衛隊も多用した超音速戦闘機F-104「スターファイター」は、ドイツでは数多くの墜落事故を起こした機体でした。日本とは墜落数が倍近くも差があるそうですが、その理由は運用の違いに原因があるようです。
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ビル群スレスレ急旋回!! 伝説の「香港カーブ」をご存知か パイロットの目印“市松模様の山”がもはや歴史遺産になっていた
かつて香港名物とも言われた啓徳空港着陸時の「香港カーブ」。低空で空港へと近づき、急カーブするための目安となっていた巨大な赤白の市松模様が、今も残っています。現地で見てきました。
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世界で最もホット? 中国エアショーで“勢い”実感! 欧米も続々進出「空の民主化」に熱い視線
2023年11月下旬に中国で開催された「アジア汎用航空ショー2023」に行ってきました。盛んに小型飛行機が開発される最前線は、ギャラリーの熱気も凄まじいものがありました。
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「どっかで見たような…」中国国産の新型練習機デビュー “国営メーカー”の数奇な成り立ち 世界市場を席捲するかも?
中国の航空機市場は拡大が続くため、今後、旅客機パイロットが不足するであろうといわれています。そこで操縦士養成に多くの練習機が必要だと予測し、このたび新型機が披露されました。ただ全くのオリジナルというわけでもなさそうです。
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予算削減だけが理由じゃない? 爆撃機B-52唯一の自衛兵器「尾部の機銃」が消えたワケ 因縁の事件とは
アメリカ空軍のB-52戦略爆撃機から尾部機銃がなくなったのは、脅威がミサイルになったことや予算削減の影響だとか。しかし、実はその直前に起きた湾岸戦争で同士討ちをしたことも影響したそうです。
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自家用機で来てOK!「米軍横田基地」知られざる重要会議に出席 関東上空の“交通統制” 行っている現場は?
アメリカ空軍の横田基地が定期的に行っている航空安全会議が、新型コロナの影響で4年ぶりに開催されました。一般的にはほとんど知られていないミーティングですが、一体どんなことを行っているのでしょうか。
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「東京~大阪たった10分」自衛隊が半世紀前に成功!? F-104J戦闘機“理想の”超音速飛行 その舞台裏
いまから58年前の1966年11月3日、航空自衛隊が1つの公式記録を達成しました。それは東京~大阪間を10分あまりで飛び抜けるというもの。ただ、公式ホームページに掲載された状態だと無理な気も。検証してみました。