成定竜一(高速バスマーケティング研究所代表)の記事一覧
-
はかた号=「キングオブ“深夜”バス」じゃないんだよなあ… 「夜行」バスとの違い
「夜行バス」「深夜バス」「深夜急行バス」、夜間に走る3つのタイプの路線バスには、それぞれ明確な違いがあります。それだけに、西鉄「はかた号」の異名「キングオブ深夜バス」には、ちょっとモヤモヤする部分もあります。
-
「急行バス」は第一世代で「高速バス」は第二世代って? 社名でわかる高速バスの歴史
地域の路線バスなどを持たない高速バス専業の事業者は、社名で「歴史」がある程度わかります。「急行バス」は第一世代、「高速バス」は第二世代、「エクスプレス」などは第三世代といえ、それぞれのバックボーンは大きく異なります。
-
「新路線? 絶対阻止だ」高速バス成長期の攻防 国鉄の横槍も跳ねのけた気概を、今こそ
1980年代、高速バスの成長期には、路線の開設をめぐる様々な攻防がありました。事業者どうしの争い、国鉄の横槍、国の制度……これらを克服していった歴史は、コロナ禍で苦しむバス業界に何を問いかけるのでしょうか。
-
ワクチン接種進めば需要回復? 高速バス、見えてきたトンネル出口 会社により明暗も
ワクチンの接種が進めば、旅行や出張などの需要は戻るのでしょうか。コロナ禍でも人気の行先があった一方で、高速バスにおいては、その「王道」ともいえる路線の需要が大きく減退、回復も遅いと見込まれます。
-
旅行業界と貸切バスに待つ「冬眠明け後」の世界 「GoTo」や「MaaS」を救世主と呼べない理由
新型コロナの影響で自由な旅行ができない昨今。観光業界や貸切バス業界はいわば「冬眠中」ですが、それが明けたとき、周囲の光景は大きく変わっていると考えられます。新しい観光はどのような姿で、事業者はどう対応しているのでしょうか。
-
東北新幹線の寸断を人海戦術でつないだ高速バス 舞台裏のドラマ 活きた災害対応の経験
福島県沖地震の影響で寸断された東北新幹線。その代替のひとつとなったのが、新型コロナの影響で多くの路線が運休していた高速バスです。機動的対応が実現した背景には、過去の経験の積み重ねがあります。
-
時刻表に見る「昭和の高速バス」 30年でダイヤどう変わった? 当時のままの路線も
高速バスの開業ラッシュから30余年。バス事業者が地域のニーズに耳を傾け、ダイヤを成長させたことで、地方の人にとって欠かせない足になりました。何がどう便利になったのか、古い時刻表から読み解きます。
-
コロナ後のバスや鉄道を救うか「変動運賃」 「ラッシュ時は高い」は受け入れられる?
大きく減少した公共交通の需要は、「コロナ後」もその影響が続くと見られます。そこで路線バスや鉄道で注目されているのが、需要量に合わせて運賃を変える「繁閑別運賃」などの変動運賃です。実際どうなるのでしょうか。
-
再度の緊急事態宣言 窮地のバス事業の今後は 従来の災害とは違う 「撤退ライン」引く必要
再び緊急事態宣言が発出された新型コロナウイルスの影響。収束後も人の移動は縮小すると予想されるため、バス事業者は長期的な変化を見定め、今後を描く必要に迫られています。具体的に、どのような未来が考えられるのでしょうか。
-
Go Toトラベル「旅の足」もあの手この手で割引! バスへの活用徹底ガイド 出張にも
いよいよ本格化した「Go Toトラベル」キャンペーン。宿泊だけでなく「足」を担うバスも割引対象にする方法も様々存在します。「Go To」の一環の地域共通クーポンや、自治体が独自に設定している支援策も足代に使う方法をガイドします。