相良静造(航空ジャーナリスト)の記事一覧
Writer: 相良静造(航空ジャーナリスト)
さがら せいぞう。航空月刊誌を中心に、軍民を問わず航空関係の執筆を続ける。著書に、航空自衛隊の戦闘機選定の歴史を追った「F-Xの真実」(秀和システム)がある。
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「旅客機ベースの空中給油機」ついに肉薄! 米空軍「KC-46A」に潜入…「核爆発にも耐える」だと!?
ボーイング767は旅客機としての生産は事実上終わりましたが、米空軍や航空自衛隊の空中給油機・輸送機KC-46Aとして生産が続いています。米空軍のKC-46Aは濃いグレーの塗装をまとい旅客機と異なる武骨さを感じさせますが、その機内はどうなっているのでしょうか。
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中国の練習機が披露した「空中激レア技」にブラボー!! ブルーインパルスもやらない芸当…どうやった?
ドバイ航空ショーで、中国の高等練習機「L-15」が展示され、デモ飛行も行われました。ここでは、日本のブルーインパルスなど各国のアクロバットチームも真似しないような、1機で2色のスモークを引く妙技を披露しました。
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こんなところにも成田空港の苦難の歴史が! 「不格好な誘導路」の変遷が示す経緯とは
長年の建設反対闘争が影を落としてきた歴史をもつ成田空港。2本目の「平行滑走路」が実現するまでに長い時間を要しましたが、実はこの滑走路をつなぐ誘導路にも苦難の歴史があります。
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成田空港「神経細胞みたいな元祖旅客ターミナル」どう誕生? 最初は「同じ形3つ」…でも実現せず その経緯
成田空港は開港時、現第1ターミナルの一つのみで、「ハ」字型の角から突き出した「フィンガー」の先に、円形の乗降施設がある姿をしていました。どのような経緯で現在の形になったのでしょうか。
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JAL「ボーイング737MAXちょっとだけ導入」の意味 全然足らない737-800後継 考えられる選択肢は
JALが、737-800の後継として、新型旅客機「ボーイング737MAX」の購入を発表。しかし、この機数は現在の737-800より明らかに少いものとなっています。今度同社はどのような選定をするのでしょうか。
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「百里基地のF-2先生詣で」なぜ連続? 日本初降臨の印戦闘機「フランカー」も独空軍も手合わせのワケ
茨城県の百里基地でインド空軍のスホーイSu-30との共同訓練が実施。この基地は2022年、ドイツ空軍との訓練でも使われました。なぜ百里基地が選ばれるのでしょうか。
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ついに攻勢開始の「中国製旅客機」たち 世界を席巻できるのか? 独自路線ゆえ実用化に壁
中国の航空機メーカーCOMACが、2機種の新鋭旅客機を引っ提げ、攻めの態勢を見せています。これらはどんなモデルなのでしょうか。これまでの経緯を見ると、今後、課題も出てきそうです。
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議論呼ぶ旅客機「ワンマン運航」可能なのか? 「3人→2人乗務」を操縦席から実見した記者が考える“懸念”
海外では、旅客機を「ワンマン運航」をしようという動きがあり、議論を呼んでます。ただ、かつて操縦席の後ろに座ったことがある筆者からすると、もうひとつ懸念しうるポイントがあるようにも感じられます。
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乗客にとっては快適性直結の“隠れ指標” 旅客機の「客室与圧」改善すると何がイイのか?
高空を飛ぶ飛行機では、機内の気圧を人為的に高くする「与圧」は欠かせません。実はこの「与圧」は、乗客にとってはかなり重要な「隠れ指標」のひとつで、各航空機メーカーも、その改善に注力し、進化してきました。
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「ジャンボ・ジェット」747半世紀の生産に幕 実は“地味機”だった?生みの親も予想外のヒットなぜ
半世紀以上に渡った、「ジャンボ・ジェット」ことボーイング747シリーズの生産が終了しました。ただ当初、この機が大ヒット機になるとは想定外のこと。それは「747の父」とされる人物にとってもそうでした。