竹内 修(軍事ジャーナリスト)の記事一覧
Writer: 竹内 修(軍事ジャーナリスト)
軍事ジャーナリスト。海外の防衛装備展示会やメーカーなどへの取材に基づいた記事を、軍事専門誌のほか一般誌でも執筆。著書は「最先端未来兵器完全ファイル」、「軍用ドローン年鑑」、「全161か国 これが世界の陸軍力だ!」など。
-
アメリカ海兵隊 戦車全廃か M1戦車大隊廃止 変わる戦い方 自衛隊・日本への影響は?
アメリカ軍の先鋒として活動するアメリカ海兵隊から、戦車部隊がなくなります。今後の彼らの「戦い方」がガラリと変わることは明らかです。関係の深い自衛隊にも、もちろん大きな影響をおよぼす変革になるでしょう。
-
EA-18G「グラウラー」が成功 「電子戦機」は有人・無人のハイブリッドになる?
日本が導入検討との報道もあった電子戦機EA-18G「グラウラー」の、自律無人飛行実験が成功しました。そもそも電子戦機とはなにか、なぜ無人機化するのか、そして日本が必要とする理由と導入にあたっての課題について見ていきます。
-
迫るタイムリミット 陸自の次世代「観測・戦闘ヘリ」どうなる? 米陸軍はFARA計画推進
アメリカ陸軍は従来の偵察軽攻撃ヘリコプターに代わる新しい攻撃偵察航空機の計画を開始していますが、同様の任務を担う陸上自衛隊のヘリコプターも退役が迫っており、他人事ではありません。その現状と今後の見通しを解説します。
-
US-2飛行艇 モノはいいのになぜ売れない? 日本の飛行艇技術 継承困難になる可能性
航空機の分野で現代日本が世界の第一線に立つもののひとつに飛行艇が挙げられますが、その輸出はまったく振るっていません。インドへのUS-2輸出交渉でその課題は浮き彫りになっており、また技術継承の危機も見えてきました。
-
「樽」と呼ばれた戦闘機 サーブ29「トゥンナン」 しかしなかなか高性能 その戦果とは
冷戦期、ソ連の軍用機につけられた西側呼称、いわゆる「NATOコード」には、カッコよさとは対極のひどいものが多いですが、ここにメーカー自ら「樽」と呼んだ戦闘機があります。サーブ29「トゥンナン」、どのような機なのでしょうか。
-
大型イベント相次ぐ中止 新型コロナ対策はあるのか? シンガポールエアショーの場合
新型コロナウイルスによる感染症の世界的流行を受け、各地で大型イベントの取りやめが相次ぎました。そうしたなか、シンガポールでは2年に1度の大規模なエアショーが開催され、入念な感染症対策が実施されました。
-
手のひら返しで「イギリスの誇り」に だが… 英戦車「チャレンジャー」波瀾万丈の人生
イギリス製「チャレンジャー」戦車は、その開発から実に波乱万丈な経緯をたどりました。そもそもイランが発注して開発が始まった同戦車、イギリスでの運用終了後スクラップになりそうだった危機を乗り越え、中東で再び一線を張ります。
-
空自 森林火災オーストラリアへ輸送機C-130H派遣は「震災の恩返し」 深まる日豪関係
オーストラリアの大規模森林火災救援に派遣された自衛隊の空佐が現地メディアに対し、東日本大震災の恩を忘れていないと話しました。現地の反応や、震災時のオーストラリアによる献身的な救援活動にふれつつ日豪関係の現状を解説します。
-
独自進化F-14やMiG-29など東西の戦闘機が混在 特異なイラン空軍 何があったのか?
太古の昔から東西の文物が行き交ってきた中東地域ですが、21世紀現在、イラン空軍の戦闘機もそうした様相を呈しています。米製F-14「トムキャット」とソ連製MiG-29が並ぶその軍容は、同国が歩んできた複雑な歴史を反映したものです。
-
ベンツ「ウニモグ」なぜそう多機能なの?WW2敗戦国ドイツゆえのクルマ 装甲車に草刈り
高級乗用車の代名詞ともいえるメルセデス・ベンツが、そのイメージとかけ離れたゴツくパワフルな特殊車両を販売しています。その用途は軍用からトンネルの壁掃除まで実に様々で、どこかで1度くらいは目にしているかもしれません。