竹内 修(軍事ジャーナリスト)の記事一覧
Writer: 竹内 修(軍事ジャーナリスト)
軍事ジャーナリスト。海外の防衛装備展示会やメーカーなどへの取材に基づいた記事を、軍事専門誌のほか一般誌でも執筆。著書は「最先端未来兵器完全ファイル」、「軍用ドローン年鑑」、「全161か国 これが世界の陸軍力だ!」など。
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関空閉鎖 深刻な空港ドローン被害 対策遅れる日本 防空システム ドローンドーム効果は
関西空港ではドローンにより滑走路の閉鎖が相次ぎましたが、こうしたドローンを実力排除する手段もさまざまに開発されています。そのひとつ、イスラエルの防空システム「アイアンドーム」の開発会社によるドローン対策に注目しました。
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自分の機関砲で自分を撃墜した戦闘機 F11F-1「タイガー」の謎 どうしてそうなった?
自分の撃った機関砲で被撃墜…何を言っているのかわからないかもしれませんが、パイロットは余計、何が起きたかわからなかったことでしょう。航空史に刻まれる珍事、その最初のケースに見舞われたのはF11F-1「タイガー」戦闘機でした。
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三菱の次期装輪装甲車「MAV」意外な死角 国内防衛産業のため「国産回避」の理屈とは
陸上自衛隊の次期装輪装甲車候補のひとつに、三菱重工「MAV」が挙げられていますが、防衛装備庁は外国製の2車種も同時に検討しています。性能的にも問題なさそうな国産装備品を差し置き、あえて外国製にする理由はあるのでしょうか。
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ガツンと増強オーストラリア海軍 その内容と狙い 日本とも関係強化 目指す先は?
軍事力の拡充路線へ舵を切ったオーストラリア海軍が、いままさに大きく生まれ変わりつつあります。一部報道では原子力潜水艦も視野とか。日本との関係強化も進められていますが、そこにはどのような狙いやメリットがあるのでしょうか。
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エアバス50年、民間機だけじゃない巨大企業への歩みとは ヘリでは日本と深い縁も
エアバスといえば日本の航空会社も導入する旅客機で広く知られますが、実は日本では、旅客機よりもヘリコプターのほうで縁深いメーカーです。防衛装備品も扱う巨大企業の50年の歴史を振り返りつつ、日本との関係の現状について眺めます。
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韓国新型戦闘機KF-X、したたかな開発戦略と現状 空自F-2後継機の少し先でどうなった?
韓国が開発に取り組んでいる新型戦闘機KF-Xが、ようやく形になりそうな模様です。その紆余曲折の経緯は、他国との共同開発も視野に入った空自F-2後継機の今後にとって、いろいろな意味で参考になるかもしれません。
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ベトナム軍、米製兵器へ転換進むか 最新輸送機に無人機、台湾に続きF-16V戦闘機も…?
かつてベトナム戦争を戦ったベトナムとアメリカの両国が軍事的に接近しています。兵装面でも、ベトナム軍はロシア製兵器からの転換が進むかもしれません。その背景にあるのは、やはり中国の影でした。
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海自P-1とは大違い! 哨戒機P-8はどんな飛行機? 同じP-3C後継機の異なるコンセプト
「哨戒機」とはおもに潜水艦の発見、攻撃に用いられる軍用機のことです。海上自衛隊では長らく運用されてきたP-3C哨戒機を国産のP-1が後継していますが、アメリカ海軍などではP-8を採用。同じ哨戒機でも設計や運用はだいぶ異なります。
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海自護衛艦「いずも」わずか31億円で「空母化」のワケ F-35B戦闘機の発着艦が可能に
2018年末、ヘリ護衛艦「いずも」の、事実上の空母化は大きな話題となりましたが、その最初の年度の改修費用が31億円と計上されました。意外と少ないように見えるかもしれませんが、もちろんそこにはもっともな背景や理由があります。
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ヨルダン装甲車、実は試供品? 61式戦車と「友好の証」 五輪見すえ日ヨ防衛協力進むか
陸上自衛隊の61式戦車がヨルダンへ引き渡され、防衛省はメイド・イン・ヨルダンの特殊装甲車「アル・サター」を受領しました。日本とヨルダンの友好の証といいますが、今後の両国関係を占う上で実に注目に値するものでした。