ミリタリーの記事一覧
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三菱の次期装輪装甲車「MAV」意外な死角 国内防衛産業のため「国産回避」の理屈とは
陸上自衛隊の次期装輪装甲車候補のひとつに、三菱重工「MAV」が挙げられていますが、防衛装備庁は外国製の2車種も同時に検討しています。性能的にも問題なさそうな国産装備品を差し置き、あえて外国製にする理由はあるのでしょうか。
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ガツンと増強オーストラリア海軍 その内容と狙い 日本とも関係強化 目指す先は?
軍事力の拡充路線へ舵を切ったオーストラリア海軍が、いままさに大きく生まれ変わりつつあります。一部報道では原子力潜水艦も視野とか。日本との関係強化も進められていますが、そこにはどのような狙いやメリットがあるのでしょうか。
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自衛隊が持つ「自走する空港設備」とは 飛行場機能をどこでもデリバリー
ヘリコプターを夜間や悪天候下に飛ばそうとすると、ヘリポートとヘリコプターの両方に相応の設備や能力が必須となります。しかし自衛隊の場合、設備のない演習場などでヘリを運用するための支援装備があります。
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世界最先端! WW2期ドイツ戦車の「戦後」とは? パンター戦車に見る21世紀の現役技術
ドイツはその工業技術と、陸軍国という背景から、これまで優れた戦車を多数生み出してきました。特に第2次世界大戦では、いまに名を残す名戦車が多数誕生し、その戦車技術は世紀をまたいで現役で使われ続けています。
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海自ひうち型多用途支援艦 どう「多用途」なのか? 護衛艦や潜水艦の活動支える名脇役
海上自衛隊には全国5か所の主要基地に必ず配備している「多用途支援艦」という小型艦があります。この艦は、戦闘用ではありませんが、ほかの艦にはない能力を生かして、縁の下の力持ち的な存在で活動しています。
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ここ飛行場だったの!? 激変した東京近郊飛行場跡5選 いまは公園だったり川底だったり
かつて東京の周辺には、多くの飛行場が置かれていました。そのまま飛行場として存続したものもありますが、そのほとんどは、ほかの用途に転用され姿を変えてしまっています。普段目にする場所が、以前は滑走路だったかもしれません。
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離島防衛の解答なるか 開発進む「島しょ防衛高速滑空弾」 目指すは離島のその先も…?
離島防衛の課題のひとつは、一度敵に上陸されると近づくことすら困難になる点ですが、文字通り「近づけないなら、遠くから撃てばいいじゃない」を実現する「島しょ防衛高速滑空弾」は、防衛装備庁が開発を進める新装備です。
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戦車はなぜ集団戦が基本? 運用単位「小隊」「中隊」の意味と戦場での実際のところ
実際の戦場では、戦車の単独戦闘は自殺行為といえます。これを「小隊」や「中隊」単位で運用しますが、それぞれどの程度の規模なのでしょうか。また、戦車中隊だからといって戦車だけで戦闘に入るのが無謀なのはなぜでしょうか。
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ヘリ緊急着水! どう脱出? 唸るローター 迫る海面…その具体的な手順 自衛隊の場合
離島地域にて急患輸送の機会もある自衛隊、ヘリコプターが洋上を飛んでいる際にいざ海へ緊急着水するとなった場合、どのような手順を踏んでいるのでしょうか。機長はやはり、ほかの乗員に輪をかけて冷静さを求められます。
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独Me163「コメート」はなぜ「恐怖の彗星」と呼ばれた? 史上唯一のロケット推進戦闘機
第2次世界大戦期のドイツで誕生したロケットエンジン搭載の戦闘機、Me163「コメート」は、「恐怖の彗星」というふたつ名で呼ばれました。さぞ連合国側へ恐怖を与えたのかと思いきや、少々、話が違いました。