ミリタリーの記事一覧
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「次期戦闘機とMSJの両立」という無謀 三菱に背伸びさせた日本の“見通しの甘さ”
開発中止が正式決定された三菱スペースジェット。初の国産ジェット旅客機を製造するプロジェクトは、並行して進んでいた次期戦闘機の開発も密接に絡んでいます。失敗の原因は三菱というより、政府の見通しの甘さと見ることもできます。
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米艦「ズムウォルト」第2形態へ! 艦載砲をかなぐり捨て載せるは陸軍との共通装備…!?
特異な見た目で広く知られる、アメリカ海軍のズムウォルト級駆逐艦が、その目玉装備だったはずの艦載砲を下ろす改修を受ける予定です。代わりに搭載される装備は、目下陸軍で開発中とか。どうなってしまうのでしょうか。
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安い! 地味! バレない! 各国がナメきっていた気球 高空でこっそりなにしていたの?
「ハイテク」の反対は「ローテク」で、そしてどのような分野においても注目を集めるのはハイテクの方といえるでしょう。中国の偵察気球は、そのような隙をついて大量に飛ばされています。技術と脅威は別のものさし、というお話。
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「好き勝手する反社ども許さねえ!」ブラジル軍 アマゾン奥地に防空識別エリア設定 不法侵入機には発砲も
ブラジル空軍は2023年1月30日、大統領令第11405号に基づき、北部地域の上空に防空識別圏(ZIDA)を設けました。これには、ヤノマミ族を支援するという狙いがありますが、かなりの重装備で驚きます。
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気球 VS 戦闘機 100年の戦い 「たかが風船」相手に人類はどれほど手を焼いてきたのか
アメリカによる飛行物体の撃墜が相次いでいます。気球にF-22戦闘機を発進させ対処したのはオーバーキル(やりすぎ)のようにも見えますが、この「気球対戦闘機」という図式は、実は100年前から変わらないものです。
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兵器で最も重視される要素とは? 「レオパルト2」はなぜベストセラー戦車となったのか
ドイツ製戦車「レオパルト2」は、いわゆる西側陣営のベストセラー戦車です。なぜこれほど広く使われるようになったのか、その理由を紐解くことで、およそ「兵器」というものに最も求められているものについて見ていきます。
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「F-35の日の丸赤くないのナゼ?」ステルス機は塗料も特殊 お手入れも大変!
レーダーなどに映りにくい、いわゆるステルス性を持っている軍用機は、黒やグレーっぽいカラーリングがほとんどです。これは意図してやっていることで、塗料もステルス性を維持するのに重要な役割をしているからだとか。