列車の記事一覧
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近郊形に通勤形…? 首都圏を走るJRの鉄道車両 形式では一概に括れない変遷の歴史
国鉄時代、車両は走行距離に応じて「近郊形」「通勤形」と区別され、車内の設備にも違いがありましたが、首都圏のラッシュ輸送に対応するなかで、その区別があいまいになっていきました。路線の事情に応じどう変化したか見ていきます。
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列車減便でコスト削減なるか 電気代 人件費…鉄道運行の仕組みから見るその悩ましい点
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、人々が外出を自粛した2020年春、鉄道各社の運輸収入は大幅に減りました。緊急事態宣言を受け列車は運休や減便になりましたが、少しでも支出を抑えたいさなか、コスト削減に寄与したのでしょうか。
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実はレア 引退時期が迫る横須賀・総武快速線E217系 どんな車両? 少数生産のワケ
2020年度から順次、E235系への置き換えが始まる横須賀・総武快速線のE217系は、一時、東海道本線を走行した以外は他線への投入がありませんでした。なぜ少数の製造にとどまったのでしょうか。車両の歴史を振り返ります。
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バブル期に生まれたJRの高級客車「夢空間」 20年の生涯で残したもの 内装担当は百貨店
1989年に登場以来、約20年にわたり寝台車、食堂車、ラウンジカーの3両1組で運行された高級客車「夢空間」。従来の客車とは違う、凝ったデザインや内装は、現代の豪華クルーズトレインの先駆けといえる存在でした。
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首都圏通勤電車スピードランキング 東海道線 京急線方面 新たな顔ぶれ相鉄・JR直通線
列車が平均して移動する速さに「表定速度」があります。山手線に接続する路線のうち、「表定速度」が速いのはどの路線でしょうか。首都圏南部方面として、JR東海道線や京急線、東急東横線などについて調べました。
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日中に走らぬ国鉄日中線 廃止直前の記録 4本目の南北縦貫線にはなれず…線路跡はいま
国鉄日中線は福島県の喜多方と熱塩を結んだローカル線で、わずか4駅、総距離は11.6kmでした。東北本線などと並ぶ幹線の一部として開業しましたが、その構想は潰え、晩年は寂れる一方に。廃止間際、1983年の記録です。