川越街道の“激セマガード”が大変化!? 東京-埼玉南西部の「まともな南北道路」計画さらに具体化へ 将来は「相模原から荒川まで」直結
埼玉県朝霞県土整備事務所が2024年12月、新座市で整備中の都市計画道路「保谷朝霞線」ほか関連道路の都市計画変更原案説明会を地元で開催。国道254号「川越街道」と接続する新道路の計画が、より具体になりました。
川越街道の下をくぐる県道の「激セマガード」が一変へ
埼玉県朝霞県土整備事務所が2024年12月、新座市で整備中の都市計画道路「保谷朝霞線」ほか関連道路の都市計画変更原案説明会を地元で開催。国道254号「川越街道」と接続する新道路の計画が、より具体になりました。
保谷朝霞線は、「多摩南北道路」のひとつで甲州街道(国道20号)から西東京市(保谷)までを南北に結ぶ「調布保谷線」の延伸部にあたります。調布保谷線は現在、埼玉県境で行き止まりになりますが、これを新座市内の産業道路まで延伸する事業が2020年から進んでいます。
産業道路からさらに川越街道(国道254号)までの約4.4kmについては、2023年末にも地元説明会が行われましたが、今回は、その川越街道付近の線形や交差方法などの都市計画変更原案が説明されました。
保谷朝霞線は、既存の県道「保谷志木線」に並行する新たな4車線道路として整備され、川越街道の手前で両路線が合流する形となります。そして現在、保谷志木線と川越街道が交差する「榎木ガード」が、保谷朝霞線の整備で大きく変わります。
この区間の川越街道は築堤となっており、その下を通る保谷志木線とは、東京方面のみのスロープ状のランプで結ばれていますが、保谷志木線側は狭く右折レーンも設けられないため、かなりのボトルネックになっています。
今後、この部分は築堤が抜本的に改変され、川越街道は高架橋に変更、4つのランプを備えた一般的な立体交差点となる見込みです。
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