列車の記事一覧
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「燕を追い抜く新京阪」P-6形の伝説 戦前で最高120km/h ダントツ高性能電車誕生のワケ
1927年に登場した新京阪鉄道P-6形は、都市間高速電車の草分けというべき高性能電車でした。当時の国鉄で超特急と呼ばれた「燕」を上回る高速運転を行い、接客設備も国鉄2等車以上というもの。なぜこのような電車が生まれたのでしょうか。
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実はほぼ「乗れない」!? クロスシートが売りの京急1000形1890番台 そのワケとは
京急新1000形のうち20次車にあたる最新の1890番台は、ロングシートとクロスシートを変換できる「L/C腰掛」を装備します。しかし自慢のクロスシートを体験できる列車は実はわずか。このたび“狙って”乗車してみました。
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さらば「ワイドビュー」特急 キハ85系の引退迫る JR東海入魂の快適性 新型にも劣らず!
2023年中の引退が発表されているJR東海キハ85系は、JRグループ初の「国鉄形式の派生型ではない」特急気動車でした。眺望性に優れた構造は列車名に「ワイドビュー」と冠表記を加えたほど。どんな車両だったのでしょうか。
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“座席鉄”が選ぶ「JR特急で最も快適な普通車」とは グリーン座席なら新幹線並み!
JR特急列車は乗車の際に特急券が別途必要な有料列車です。有料の価値はスピードだけでなく快適な設備の使用料金でもあります。では、日常的な都市間輸送の昼行特急で最も快適な車両は何か、“座席鉄”の視点で解説します。
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通勤形から大変貌 阪急「京とれいん 雅洛」 車内に枯山水の庭!? もはや“走る名所旧跡”
2022年12月、阪急線での「京とれいん」の運行が終了しましたが、「京とれいん 雅洛」は引き続き活躍します。料金不要の観光列車として日本有数のハイグレード車両です。ただ、元は通勤形というのですから驚きです。