軍用車両の記事一覧
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陸自に新設「機甲教導連隊」どんな部隊? 戦車も偵察も担当 前身から追う設置の経緯
陸上自衛隊に「機甲教導連隊」が誕生しました。隊内で教官を務める部隊なのですが、前身は「戦車教導隊」「偵察教導隊」など3つの部隊でした。ひとつになったのにはもちろん、人手不足とは異なる理由があります。
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戦車のエンジンと燃費の悩ましい話 悪さはお察し、安全と実用性で紆余曲折の100年
昨今のクルマに比べ戦車の燃費が圧倒的に悪いのは言うまでもありません。とはいえ決して放置されてきたわけではなく、人類の英知を振り絞って工夫してきた結果があっての現状です。その紆余曲折の歴史を振り返ります。
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米軍用車両、その最後の有効活用とは ある意味大切に使われている廃車の「その後」
軍用車両も最後は廃車でスクラップというのがほとんどですが、アメリカ陸軍のごく一部の車両は、その後も実に有効活用されていました。ある意味大切に扱われているのですが、みな一様にボロボロで弾痕だらけ。どういうことでしょうか。
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戦車の砲弾、射撃後の空薬莢はどう処理するの? 狭い砲塔、溜まる薬莢、しかも熱い!
戦車の砲弾は基本的に銃弾などと同じ構造で、通常の砲弾の場合、射撃後には薬莢が残ります。演習などでは連続して射撃する姿も見られますが、狭い砲塔内で空薬莢はどう処理しているのでしょうか。
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旧陸軍戦車、終戦後はどうなった? 本土決戦用の九五式と九七式戦車、その後の奉公先
1945年の太平洋戦争終結時、日本国内には本土決戦に備え、かなりの数の戦車が残されていました。その一部は、軍が解体されたのち、兵器としては無力化されつつもさまざまな形で活用されたといいます。
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陸上戦が戦車だけでは勝てないワケ 歴史が証明、単独ではとても無理! 実際どう戦う?
「陸の王者」ともいわれる戦車ですが、単独ではとても戦えたものではなく、それは歴史が証明しています。90式戦車を擁する陸自「機甲師団」の射撃訓練を通し、実際のところどのように戦っているのかを見ていきます。
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「戦闘用」名乗る陸自車両の「コンバットタイヤ」、普通のタイヤとの違いは?
自衛隊の一部車両には、その名も「コンバットタイヤ(戦闘用)」なるタイヤが装着されており、パンクに強いといいます。どんなものなのでしょうか。
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「戦車の母国」イギリスになぜ「史上最悪の戦車」ができたのか 試行錯誤の証とは?
イギリスは「戦車の母国」というだけあり、目指したものは理解できても、なぜそうなってしまったのかという失敗作も多数。「大英帝国の暗黒面」とも称される、試行錯誤の歴史を紐解きます。
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ドイツ「戦車王国」の黄昏 稼働するのは全盛期のわずか3%、どうしてそうなった?
戦車といえばドイツ、ドイツといえば機甲師団、というイメージは、もはや過去のものかもしれません。実稼働数は、いまや自衛隊のそれよりも少ないといいます。復活の目はあるのでしょうか。
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陸自に8台のレア車両「輸送防護車」 数だけの問題じゃない、ほとんど目にしないワケ
陸自の装備でレアなものといえば、その一角に上がるだろう車両が「輸送防護車」です。数も少なく、その出番もかなり限られているからですが、なぜそのような装備を調達したのか、そこにもウラがあります。