大塚圭一郎(共同通信社経済部次長・鉄旅オブザイヤー審査員)の記事一覧
Writer: 大塚圭一郎(共同通信社経済部次長・鉄旅オブザイヤー審査員)
1973年、東京都生まれ。97年に国立東京外国語大学フランス語学科卒、共同通信社に入社。ニューヨーク支局特派員、ワシントン支局次長を歴任し、アメリカに通算10年間住んだ。「乗りもの」ならば国内外のあらゆるものに関心を持つ。VIA鉄道カナダの愛好家団体「VIAクラブ日本支部」会員。
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「日本最南端の特急」だけど「日本最南端のJR駅」まで行かない!なぜ? 異色のノンストップ特急 白黒ハッキリせざるを得ない理由
来年に登場から15年を迎えるJR九州の観光列車「指宿のたまて箱」は、運行区間が50km未満、かつ途中ノンストップという異色の特急です。先にある“名所”まで延長しない理由をJR九州幹部に尋ねました。
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136年そのまま!?「日本一小さな村」が、意外なほど発展できたワケ 電車が便利なだけじゃない「ケンカして勝ち取った」もの
「日本一小さな村」かつ「日本一小さな自治体」が富山県にあります。電車アクセスの利便性から、県都の近郊のベッドタウンとして発展しましたが、その裏には「闘い」の歴史がありました。
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パンダが帰っても孤軍奮闘!? 「パンダくろしお」どうなるのか 喪失感ただよう沿線の“強烈な残り香”
和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドからジャイアントパンダ4頭全頭が中国に返還。JR西日本の特急「パンダくろしお」は運行を続けて孤軍奮闘していますが、異変も生じています。そこかしこに“パンダの残り香”が見られました。
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「国鉄世代」の電車211系、長野でも新型車に置き換えへ 転属から十数年 残る「牙城」はどこに?
JR東日本が新型車両E131系を長野総合車両センターに導入し、国鉄時代から活躍する211系を置き換えることが明らかになりました。40年近く現役を続ける211系の今後の去就に注目が集まります。
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LCCより安い「ウルトラLCC」って何だ!? “安かろう悪かろう”なのか? 米大手は“1年で2回の破綻”
アメリカの超格安航空会社(ULCC)大手のスピリット航空が2025年8月29日、経営破綻しました。日本では耳慣れない「ULCC」とは、どのような業態なのでしょうか。
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「バス停移設して」「難しい」 国とバス会社の対立劇、利用者不在の“あっけない幕切れ”に
JR九州が2025年3月に開業した新駅「仙巌園」(鹿児島市)の駅前の国道上に、ポツンと残されていたバス停標識。背景には国とバス会社の対立劇がありましたが、迎えた結末は、利用者不在と受け取られかねない“あっけない”ものでした。
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広島には「かなわない」 路面電車の駅乗り入れを控えた岡山の社長「百点満点」と激賞 岡山は何点?
広島電鉄の路面電車がJR広島駅ビル2階に乗り入れを果たしました。隣県で、同様に路面電車の駅前乗り入れを控えた岡山電気軌道社長は、これを激賞。しかし、岡山の方が優れているポイントもあるといいます。
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“重症”の懸念あった「群馬のSL」早期復活できるかも! “2機とも戦線離脱”の異常事態に光
群馬県の名物となっているJR東日本の蒸気機関車(SL)が2025年夏のシーズン初日に故障しましたが、早期に復帰できる可能性が出てきました。修理完了後の試運転が順調に進めば、再投入できる可能性があると関係者が明らかにしました。
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「35年現役のバス」ついに引退へ “あの頃のバス”の特徴のこす ファンに人気の生え抜き最古参車 岡電バス
岡山電気軌道が同社最古参の路線バス車両「890」号車を引退させることが明らかになりました。バス愛好家らに人気のある車両で、岡山市内でのイベントで展示予定です。