羽田空港に「VTuber」ならぬ“V地上係員”誕生!? JALが実証実験 新生活様式にも相性◎

JALが羽田空港で「働き方改革」「新たな生活様式」にもマッチする新アイテムのテストを始めました。利用者に搭乗案内するのは、生身の地上係員ではなく画面上のアバター。「バーチャル地上係員」のテストや裏側を見てきました。

シルバーウィークにあわせ24日まで運用

 JAL(日本航空)国内線の拠点である羽田空港第1ターミナルで、「働き方改革」や「新型コロナ禍」に端を発する「新たな生活様式」にもマッチする新たな取り組みのテストが始まりました。

 同社が2020年9月15日(火)報道陣に公開したのは、「バーチャル地上係員」ともいえる「アバター式案内サービス」。JALでは、シルバーウィークにあわせて24日(木)まで試験運用します。

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報道陣に公開されたJAL「リモート式案内サービス」(2020年9月15日、乗りものニュース編集部撮影)。

 配置されている場所は羽田空港第1ターミナルの一部搭乗口に3台、航空券の予約や購入、変更用のカウンターに1台、計4台です。ともにモニター付きの専用端末で、画面上にはJALのバーチャル地上係員「アバター」が登場し、利用者への案内を実施します。

 とはいえ完全無人というわけではなく、離れた場所にいるJALの地上係員が遠隔操作でモニター越しに利用者の案内をします。またバーチャルといっても、操作する人間(地上係員)の顔の動きをパソコンのカメラで捉え、自動で「アバター」に反映させるほか、「ほほえむ」「おどろく」など7パターンからなる表情や手の動きを選択操作し、手動で「アバター」に反映させることもできるので、非接触、非対面ながらも対面に近い案内になるとのこと。

 この「アバター式空港案内サービス」は、パナソニック システムソリューションズ ジャパン(東京都中央区)が手掛けており、「リモート対話」と、チャットボットによる「AI対話」を組み合わせたもの。なお今回のテストでは、チャットボットは使用せず、リモート対話機能に特化し実施するとしています。

 JALでは現在「スマートエアポート」の取り組みとして、羽田空港で先端技術を生かした様々な実証実験を行っており、今回の「アバター式空港案内サービス」はこの一環です。ほかにも、非接触式の自動チェックイン機(15日まで)や自動手荷物預け機、自動運転車いすの運転などの実証実験も並行して行われています。

【了】

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