JAL「vsコロナ」の取り組みのいま 続々登場新鋭アイテム ピカピカトイレの理由など…
整備士作「vsコロナ」アイテム 空港ではテクノロジーも
JALグループでは、整備士自ら作成した「vsコロナ」の衛生対策向上アイテムを空港の至るところに配備しています。空港のラウンジやチェックインカウンターに置かれているパーティション(仕切り板)は整備士のお手製で、一枚一枚大きさや形、素材などが違うそうです。
そして2020年9月に新アイテムとして報道陣に披露されたのは、木の外装が特徴的な、手をかざすだけで消毒液が出てくる「アルコール消毒液噴霧機」です。「整備士として安心をどう提供するかを考え作成しました。コロナ禍の時だからこそ、前向きに私ができることに取り組んでいければと考えています」(JALの整備士)
このほか空港では、テクノロジーを活用した取り組みも始まっています。JALが就航する羽田空港の第1ターミナルでは、画面に触らずに操作ができる「タッチレス式の自動チェックイン機」(9月15日で終了)や、地上係員が生身ではなく「バーチャルYouTuber」のように、係員を模したアバターをPC上から遠隔操作し利用者を案内する「アバター式案内サービス」(9月25日まで)など、様々な実証実験が行われています。
このほか同ターミナルでは2020年9月、消毒コーティングの様子も公開されています。ここで使われる薬剤は人体に影響を与えないながらも、散布から5分後に99%以上のウイルスを不活化できるもので、その効果は3年から5年続くとしています。
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