ボーイング最新型「777X」 4号機が初飛行成功 客室システムのテストなどに使用
4機のテスト機が出揃いました。
アメリカの航空機メーカー、ボーイングの公式ツイッターは2020年9月21日(月)、777型機の最新モデル「777X」の4号機(機番:WH004)が、初飛行に成功したと投稿しました。
ボーイング777Xは、日本でもJAL(日本航空)やANA(全日空)など主力機のひとつとして導入している777シリーズの最新派生形です。全長70mを超える長い全長、全幅を持ち、その巨大さでも機存の空港駐機設備に対応できるよう、先端を折りためる主翼を有しているのが特徴です。航空会社への納入は最短2021年以降の予定で、シリーズ自体の初飛行は2020年1月25日に完了しています。
777Xの4号機は、今後テストプログラムの一環として、客室システム、拡張オペレーションなどをテストするとのこと。ボーイングは777Xのテスト機を計4機用意する方針を既に発表しており、今回の4号機で、すべてのテスト機が出そろいます。
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